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敵となった天使
あなたは造られた日から、あなたの中に悪が見いだされた日まではそのおこないが完全であった。エゼキエル28:15(口語訳)
ルシファー、彼は天において特別に祝福された天使でした。キリストのそばに置かれ、天の軍勢を指揮する特権が与えられていたのです。
しかし、いつからか彼はキリストよりも自分を愛するようになっていったのです。その結果、彼はキリストの地位を欲するようになります。
わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、北の果てなる集会の山に座し、雲のいただきにのぼり、いと高きもののようになろう。イザヤ14:13,14(口語訳)
こうしてルシファーは敵となっていきました。「敵」はヘブライ語で「サタン」です。
最初の罪
サタンは神が愛したものを破壊したいと考え、人類を惑わすために活動を開始します。
エバがサタンに騙され、神から離れていった時に、アダムもまたサタンと同じような思いにかられます。彼女を失う痛みを考えたときに、彼は神よりもエバを選ぶのです。
そんな彼は神にその罪を指摘されたときにこう答えます。
人は答えた、「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取ったので、わたしは食べたのです」創世記3:12(口語訳)
アダムはもはやエバのことなど考えていません。アダムの思いは自分であり、自分を愛するがゆえにエバを責め、そして何よりも神を責めていくのです。
わたしたちは自分を愛します。自分を愛し、自分を中心に、自分のために動く時、わたしたちは人を責めるのです。そして、何よりも神を責めていくのです。
大争闘の中に巻き込まれるわたしたち
サタンがキリストを責めていき、これにキリストが答えられていくこの戦いを大争闘とわたしたちは呼んでいます。これは遠い世界の話ではありません。この世界で起こっていることであり、わたしたちはその渦中にいます。
サタンが神を責めるとき、神のイメージは人々の中で崩れていきます。愛する人が誹謗中傷に晒された時にどうするでしょうか? その言われなき中傷に対して、反論しないでしょうか? 教会は人々の中にある神のイメージを回復する働きを担っているのです。
では、教会とは一体どのようなものなのでしょうか?次回、学びましょう!