【すぐわかる聖書講座#22】教会の種類が多すぎる!【教会】

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「教派」とは

アメリカだけで、なんと3,000以上の教派があると言われています。「教派」とは、「キリスト教の教会の種類」です。

大きく分けると、カトリック、プロテスタント、正教会などに分かれますが、特にプロテスタントは細かく分かれています。たとえば、メソジスト、バプテスト、ルーテル、長老派、ペンテコステ、セブンスデー・アドベンチストなどなど。

なぜ、同じ聖書を持っているのに、多くの教派が誕生したのでしょうか。そこには、さまざまな理由がありました。たとえば、伝道方針の違い、文化の違い、価値観の違い、地域の違い、政治的な理由、人間関係、そして聖書の解釈の違いなどです。

さらに、各教派の中でも、教会によって礼拝スタイル、讃美スタイル、説教スタイル、建物や服装など、さまざまなところで違いがあります。

しかし、方針や文化、またプログラムや建物の違いなどは、聖書の解釈や価値観の違いに比べれば、小さな違いでしょう。

さまざまな主張があるなか、わたしたちはどのように教会を選べばよいのでしょうか。

教会の選び方

ここにいるユダヤ人はテサロニケの者たちよりも素直であって、心から教えを受け入れ、果してそのとおりかどうかを知ろうとして、日々聖書を調べていた。使徒17:11(口語訳)

ここでは、パウロからメッセージを聞いた人々が「そのとおりかどうか知ろうとして、日々聖書を調べていた」とあります。彼らはすでに「素直」に「心から受け入れ」ていたにもかかわらず、聖書を調べていったのです。

もし、いくつかの解釈や価値観があったり、対立したものがあったりするのであれば、聖書を自分で開いてどちらが聖書と一致しているのかを考えていく必要があります。

残念ながら、人間は失敗したり、間違えたりしてしまいます。だからこそ、聖書を通して、わたしたちは「そのとおりかどうかを知ろう」としていく必要があるのです。

では、どうしたら教会は分裂することなく、一致できたのでしょうか。次回、学びましょう!

聖書の引用は、特記がない限り日本聖書協会新共同訳を使用しています。
そのほかの訳の場合はカッコがきで記載しており、以下からの引用となります。
『新共同訳』 ©︎共同訳聖書実行委員会 ©︎日本聖書協会
『口語訳』 ©︎日本聖書協会 
『新改訳2017』 ©2017 新日本聖書刊行会

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