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教えの嵐の中で
教会の歴史を振り返ってみると、内外ともに常に迫害やさまざまな教えの嵐に揉まれていました。それは使徒たちの時代も変わらずにあった問題だったのです。
4:14こうして、わたしたちはもはや子供ではないので、だまし惑わす策略により、人々の悪巧みによって起る様々な教の風に吹きまわされたり、もてあそばれたりすることがなく、 4:15愛にあって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達するのである。エフェソ(エペソ)4:15-16(口語訳)
ここでパウロは「人々の悪巧みによって起る様々な教の風」があるとしています。では、その風の中でどのように倒れることなく、立ち続けていったのでしょうか。
パウロはエペソ人への手紙のなかで、「愛にあって」教会が成長すると述べています。
17:22わたしは、あなたからいただいた栄光を彼らにも与えました。それは、わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためであります。 17:23わたしが彼らにおり、あなたがわたしにいますのは、彼らが完全に一つとなるためであり、また、あなたがわたしをつかわし、わたしを愛されたように、彼らをお愛しになったことを、世が知るためであります。ヨハネ17:22-23(口語訳)
愛の神である父なる神とキリスト、そして聖霊が一つとなることで愛をあらわしているように、教会も一つとなることで愛をあらわすことをキリストは望んでいます。
互に愛し合うならば、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての者が認めるであろう。ヨハネ13:35
一致することで何か目標を達成するのではなく、一致すること自体が目標なのです。愛にあって一つとなることは何かを達成するための手段ではなく、目的なのです。互いに愛し合えたならば、愛にあって一つとなり、教会は分裂することなく、発展し続けたことでしょう。では、具体的にどのようなところに注目して、教会を選んでいけばよいのでしょうか?次回、学びましょう!