【すぐわかる聖書講座#26】終わりまで続くプレゼント【預言の霊】

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預言の賜物

霊の賜物を、ことに預言することを、熱心に求めなさい。1コリント14:1

パウロは特に、霊の賜物の中で預言の賜物を熱心に求めなさいと言っています。

興味深いことに、コリントの信徒への手紙一12章、ローマの信徒への手紙12章、そしてエフェソの信徒への手紙4章に出てくる聖霊の賜物のリストには、共通して預言の賜物が出てきます。また、この預言の賜物は世界の終わりの文脈で登場するのです(ヨエル3:1(口語訳2:28))。

5:2あなたがた自身がよく知っているとおり、主の日は盗人が夜くるように来る。……5:19御霊を消してはいけない。5:20預言を軽んじてはならない。1テサロニケ5:2-20(口語訳)

「世の終りには、どんな前兆がありますか」と弟子たちがキリストに質問したとき(マタイ24:3)、キリストはいくつかの前兆を述べられた後、次のように言われました。

この御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである。マタイ24:3(口語訳)

まとめ

世界の終わりの前に福音がすべての民に対して宣べ伝えられる必要があり、聖霊の賜物の中には「使徒」や「教師」といった賜物が登場します(1コリント12:28)。つまり、聖霊の賜物は世界の終わりまで続くものなのです。教会における牧師や教師の働きは、聖霊の賜物の目的である、「人々をキリストに導」くまで続き(1コリント12:3)、預言の賜物も同じように続くのです。しかし、この重要な預言の賜物は、その価値ゆえにサタンによって妨害されます。

また多くのにせ預言者が起って、多くの人を惑わすであろう。マタイ24:11(口語訳)

キリストは、世界の終わりには多くのにせ預言者が起こることを預言して、「惑わされないように気をつけなさい」と言われました(ルカ21:8)。

では、偽物と本物を見分けるにはどうしたらよいのでしょうか?次回、学びましょう!

聖書の引用は、特記がない限り日本聖書協会新共同訳を使用しています。
そのほかの訳の場合はカッコがきで記載しており、以下からの引用となります。
『新共同訳』 ©︎共同訳聖書実行委員会 ©︎日本聖書協会
『口語訳』 ©︎日本聖書協会 
『新改訳2017』 ©2017 新日本聖書刊行会

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