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預言の賜物かどうかの見分け方
全員に霊の賜物が与えられていると聖書は述べていますが、全員に均一に同じものが与えられているとは言っていません。パウロはわたしたちを体にたとえて、この賜物の話をしています。足には足の、目には目の役割があるように、それぞれ異なる役割が与えられていますが、どれも必要不可欠な役割なのです。
あなたがたはキリストのからだであり、ひとりびとりはその肢体である。1コリント12:27(口語訳)
霊の賜物の一つである預言の賜物も同じように、全員に与えられているわけでありません。しかし、たしかに世の終わりまで教会に与えられていく賜物なのです(1テサロニケ5:2-20)。
この賜物が与えられているかどうかを見分けるポイントは4つあります。
1. 聖書と一致しているかどうか
1つめは、聖書と一致しているかどうかです。
なぜなら、預言は決して人間の意志から出たものではなく、人々が聖霊に感じ、神によって語ったものだからである。2ペトロ(ペテロ)1:21(口語訳)
偽物の見分け方のポイントは、本物と見比べることです。神の意志がはっきりとあらわされた聖書とその人のメッセージとを見比べることによって、わたしたちは見分けられます。
2. キリストとキリストの十字架を認めているかどうか
2つめは、キリストとキリストの十字架を認めているかどうかです(1ヨハネ4:2,3)。
聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」と言うことができない。1コリント12:3(口語訳)
他の聖霊の賜物と同じように、預言の賜物の目的は「人々をキリストに導くため」です(1コリント12:3)。もし、預言者や救い主と自称している人が、人々をキリストに導いていないならば、それは聖書の神から来ているものではありません。
3. 良い実を結んでいるかどうか
3つめは、その預言者が良い実を結んでいるかどうか(マタイ7:16-20)。その言動も見分けるポイントなのです。
4. 預言は成就しているか
4つめがその預言者の預言は成就しているかです(申命記18:21,22)。では、現代においてこの条件に当てはまる預言の賜物を持っている人物はいるでしょうか。次回、学びましょう!