アベル

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どんな人?

アダムとエバの2番目の息子。兄カインによって殺されてしまいます。

聖書箇所:創世記4章

ストーリー

羊の初子を捧げる

ある日、カインとアベルは、神にささげ物をします。カインは地の作物をささげたのに対し、アベルは飼っている羊の初子の中から最良のものをささげました。しかし、アベルのささげ物は受け入れられましたが、カインのささげ物は受け入れられなかったのです(創世記4:3ー5)。

アベルは、信仰によってささげ、正しい者であるとされたのでした。

信仰によって、アベルはカインよりもまさったいけにえを神にささげ、信仰によって義なる者と認められた。神が、彼の供え物をよしとされたからである。彼は死んだが、信仰によって今もなお語っている。 ヘブル11:4(口語訳)

兄に殺される

この事件が原因で、兄カインはアベルのことを妬み、アベルを野原に連れ出し、殺害を実行してしまうのです。

もっと知りたい

またイエス・キリストは、アベルを最初の殉教者としています(マタイ23:35)。

参考文献

新聖書大辞典(いのちのことば社)

新共同訳聖書辞典(キリスト新聞社)

Easton, M. G. (1893). In Illustrated Bible Dictionary and Treasury of Biblical History, Biography, Geography, Doctrine, and Literature. New York: Harper & Brothers.

Horn, S. H. (1979). In The Seventh-day Adventist Bible Dictionary. Review and Herald Publishing Association.

聖書の引用は、特記がない限り日本聖書協会口語訳を使用しています。
そのほかの訳の場合はカッコがきで記載しており、以下からの引用となります。
『新共同訳』 ©︎共同訳聖書実行委員会 ©︎日本聖書協会
『口語訳』 ©︎日本聖書協会 
『新改訳2017』 ©2017 新日本聖書刊行会

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