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キリストを信じたならば
キリストの弟子たちのメッセージを聞いた人々は次のように言いました。
……兄弟たちよ、わたしたちは、どうしたらよいのでしょうか。……使徒言行録2章37節
この質問に対して、弟子たちは答えます。
……悔い改めなさい。そして、あなたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい。……使徒言行録2章38節
これまでの学びの中で、もしあなたがキリストを信じたいと思ったならば、バプテスマを受けることを強くおすすめします。
バプテスマというのは、現在の教会でも行われている儀式で洗礼とも呼ばれています。教会によって、方法はさまざまですが、わたしたちの教会では全身を水に沈める方法をとっています。
理由1 聖書的な方法であるため
水を沈める理由としては、バプテスマという言葉自体に「浸す、沈める」というニュアンスがあり、歴史的を見ても、聖書の時代には水に沈めるバプテスマが行われていましたことが挙げられます。
歴史の中で、沈めのバプテスマは水をふりかける方法へと変更されていったのです。わたしたちは文化的な慣習ではなく、聖書にもとづいて行うために、沈めのバプテスマを採用しています。
理由2 古い自分に死ぬ象徴であるため
水に沈み続けると人は死にます。バプテスマで、水の中に沈むことは古い自分に死ぬことを象徴し、水から上がることは新しい自分に生まれ変わることを象徴しています。
それらを実感して、目にみえるかたちであらわすために、水に沈むのです。

理由3 バプテスマは結婚式であるため
ここまでの学びで、象徴的な意味があることはわかったけれども、意味がわかっていればいいのではないかという疑問もあるのではないかと思います。
さて、よくバプテスマは結婚式にたとえられます。そうです! バプテスマはゴールではなく、始まりなのです。
人生の節目となるとき、結婚式を挙げ、指輪を交換するように、バプテスマは信仰の節目のときなのです。
興味深いことに、結婚式や披露宴を挙げたカップルの方が、離婚率が低いという調査結果が出ています[1]。公にその関係を言いあらわすことは、その後の関係にも影響を及ぼしますのです。
だからこそ、バプテスマを聖書にもとづいて、公に行うことは大切です。
すなわち、自分の口で、イエスは主であると告白し、自分の心で、神が死人の中からイエスをよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われる。ローマ人への手紙10章9節
では、バプテスマがキリストとの結婚式ならば、記念日はいつでしょうか? 救われた喜びをどのように記念したらよいのでしょうか? このことについては、また次回学びましょう!
参考文献
[1] ブライダル総研『離婚に関する調査2016』https://souken.zexy.net/research_news/divorce.html 2023年4月10日 閲覧