イサク

目次

どんな人?

アブラハムの息子。神様の約束によって生まれました。

主な聖書箇所:創世記18,21ー27章

ストーリー

アブラハムの息子として

・老夫婦の間に生まれる

アブラハムとサラの夫婦には、なかなか子供が与えられませんでした。しかし、神さまの約束通り、息子であるイサクが生まれます。当時、アブラハムは100歳、サラは90歳でした。

・モリヤの山での出来事

神さまは父アブラハムに、少年イサクを犠牲としてささげるように命じます。ほふられようとした時、神さまの声がかかり、代わりのいけにえとして雄羊がささげられます。

・リベカと結婚

父アブラハムは、イサクのために伴侶となる女性を探すため、年寄りのしもべを遣わします。しもべが祈っていたところ、リベカが示されます。イサクはリベカと結婚し、亡くなった母に代わる慰めを得ました。二人には、エサウとヤコブの兄弟が与えられます。

争わない生き方

・ゲラルでの生活

ゲラルに住んでいた時、イサクはペリシテ人たちを恐れて、リベカのことを妹だと偽ります。これかつて、アブラハムも犯した失敗でした。(創世記12,20章)イサクは神様によってとても祝福されます。ペリシテ人の王アビメレクは、勢力が大きくなったイサクの家族を追い出します。

・井戸を掘る

イサクが井戸を掘り当てると、ゲラルの羊飼いたちは「この水は我々のものだ」(創世記26:20)と主張します。イサクは争うことを好まず、また別の新しい井戸を掘り当てます。やがて、ペリシテ人の王アビメレクは、イサクと契約を結ぶことを申し出ます。

息子にだまされる

年老いたイサクは長男であるエサウを祝福しようとします。ところは、エサウになりすましたヤコブにだまされ、彼を祝福してしまいます。しかし、これは誕生の時から神さまが計画しておられたことでした。(創世記25:23)それからしばらく経ち、イサクは180歳で亡くなります。(創世記35:28-29)

参考文献

新聖書大辞典(いのちのことば社)

新共同訳聖書辞典(キリスト新聞社)

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そのほかの訳の場合はカッコがきで記載しており、以下からの引用となります。
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『口語訳』 ©︎日本聖書協会 
『新改訳2017』 ©2017 新日本聖書刊行会

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