ミリアム ーモーセの姉ー【聖書の登場人物】

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ミリアムってどんな人?

聖書に登場する最初の女預言者。モーセの姉でモーセ、兄アロンと共にイスラエルの人々を導いた人物。

聖書箇所:出エジプト記、民数記に主に登場する。

モーセの姉、ミリアム

前回は、モーセの命を救ったエジプト王の娘に注目しましたが、聖書にはまた、信仰においてつまずき、失敗を犯してしまった人々の赤裸々な記録もあります。モーセの姉ミリアムもそんな一人です。彼女は音楽の才能に溢れ、イスラエルの預言者として活躍しました。小さい頃から賢く聡明で、ナイル川に捨てられたモーセを助けようとしたパロの娘に、モーセの母を乳母として紹介したのもミリアムでした。

彼女が100歳になろうとしていた時、あの有名な、紅海の水が分かれるという奇跡が起こされ、敵のエジプト軍が全滅しました。その時、彼女はタンバリンを手にイスラエルの賛美をリードしました。兄弟アロンと共にモーセを支え、何百万人というイスラエルの人々の荒野の旅のリーダーの一人として奉仕したのです。

ミリアムの嫉妬

ミリアムは強い女性でした。しかしその強さが弱点となった出来事が起こります。モーセがエチオピヤ人と結婚したとき、彼女はアロンと一緒になってモーセを非難しました。弟のモーセが外国人の女性と結婚したことで、どんな悪い影響が出るのか、彼女は思い悩んでいたのかもしれません。ミリアムは、女性として最高の地位に昇った夫人であり、神によってモーセとアロンと共にリーダーに任命されました。しかし彼女は自分のとどまっているべき限界を超えたのです。自分を過大評価し、自分をモーセと同等の立場の者と考えました。そして高慢のゆえに、モーセの権威を覆そうとするのです。その動機は、嫉妬でした。アロンも支配的な姉ミリアムに抵抗することができず、彼女に同調することになりました。こうして彼らはイスラエル民族の一致と将来を危険にさらすことになったのです。

その後彼女は神に打たれて、重い皮膚病となり、自らの過ちを悟らされます。病はモーセの執り成しにより一週間で癒されましたが、ミリアムの経験は、高慢になって自分のとどまっているべきポジションを離れることがどんなに危険なことなのかを私たちに教えてくれています。

聖書の引用は、特記がない限り日本聖書協会新共同訳を使用しています。
そのほかの訳の場合はカッコがきで記載しており、以下からの引用となります。
『新共同訳』 ©︎共同訳聖書実行委員会 ©︎日本聖書協会
『口語訳』 ©︎日本聖書協会 
『新改訳2017』 ©2017 新日本聖書刊行会

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