清められた想像力【思考の主】#14

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ローマ12:1、2 を読んでください。「思考の主」というテーマから考えると、パウロはここで何を言おうとしていると思いますか。

私たちが創造主から受けている尊い賜物の一つは想像力です。しかし、残念なことに、私たちの想像力は罪深い思いや欲望によって堕落しています。私たちの想像力は清められる必要があります。聖書は私たちの思考を重要視しています。とするなら、神はまた私たちに自分の思考と想像力を制御する力を与えてくださるはずです。

私たちが自分の思考と想像力を制御する力を与えられるのはどのようにしてですか。

ローマ12:1、2 をテトス3:5 と比較

 「新たにすること」あるいは「再生」と訳されるギリシア語名詞を含む聖句はこれらの聖句だけです。ローマ12:2 で約束されている根本的な心の変革は、心から献身したクリスチャンのうちに働く聖霊の力によってのみ達成されます。神は私たちの想像力にまで働いてくださいますが、その程度は、私たちがどれほど神に働いてくださるのを許すかにかかっています。この献身は時として、耐えがたいほどの闘いを要求します。だれもが経験しているように、私たちの心が好ましくない主題、上からではなく下からの、地上の、肉欲的な事柄にいとも容易に引き込まれるからです。コロサイ3:2 の「心を留め」が、字義的には天上のものを「継続的に考え」と訳されるのも不思議ではありません(昨日の研究参照)。パウロが「いつも」祈るべきことを(Ⅱテサ1:11)と言っているのは、そのためかもしれません。祈りほど私たちの思いを高めてくれるものはないからです。

◆ あなたは自分の想像力をどのように用いていますか。それは主との関係を強めるものですか。それとも損なわせるものですか。もっと神から約束された心の「再生」を受けるにはどうしたらよいですか。

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*本記事は、聖書研究ガイド2005年第3期『主イエスを体験する』からの抜粋です。

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