カレブ ー勇敢で忠実に神に従った人ー【聖書の登場人物】

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カレブは聖書のどこに出てくる?

カレブ:ヘブライ語で「犬」という意味。忠実で勇敢な牧草犬のように神に従った人物。

聖書箇所:民数記13章で初めて登場。民数記14章、ヨシュア記13〜15章、士師記など

神に忠実な戦士、カレブとヨシュア

エジプトで奴隷状態にあったイスラエルの人々は、指導者モーセに導かれ、神が約束されたカナン地方に向かって旅を進めました。しかし、ヨシュアとカレブの二人をのぞいて、エジプトを出た第一世代はすべて荒野で命を落としていくことになります。ヨシュアはモーセの後継者として、イスラエルの民をカナンに導き入れる偉業を成し遂げますが、旧約聖書の民数記32章12節に「このふたりは全く神に従った」と書かれているように、カレブもヨシュアと同様、神に忠実な戦士でした。

ある時、モーセは進みゆこうとしているカナンの地へ12人の偵察部隊を送りました。そこは、見事な果物がたわわに実る美しく豊かな土地でした。しかし、ヨシュアとカレブ以外の10人の斥候は、「そこは高い城壁に囲まれていて、人々は大きく強いので、私たちはそこに入ることはできません。彼らに比べると我々はいなごのように小さい存在です」という否定的な報告をしました。「こんなことならエジプトで奴隷として死んでいた方がましだった」と不平不満をまき散らし、イスラエルの全会衆はパニックに陥りました。

この時に立ち上がったのがカレブでした。「その地の民を恐れてはなりません。主が私たちと共におられますから、必ず勝つことができます」と人々を励ましたのです。結局、神に対する不信仰によって、イスラエルの人々は来た道を引き返し、40年間荒野でさまよい、死んでしまうことになりました。

しかし、神はカレブについて、「わたしのしもべカレブは違った心をもっていて、わたしに完全に従ったので、わたしは彼が行ってきた地に彼を導き入れるであろう。彼の子孫はそれを所有するに至るであろう」と約束されたのです。

私たちは困難な状況に局面する時、自分がいなごのように小さく見え、必要以上に周りが大きく見えてしまうことがあります。しかし、そんな時、カレブのように神が共におられることを思い出しましょう。神は私たちに力を与え、行くべき道を開いてくださるからです。

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『口語訳』 ©︎日本聖書協会 
『新改訳2017』 ©2017 新日本聖書刊行会

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