サムエル【聖書人物伝】#25

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イスラエル最後の士師、サムエル

今回はイスラエルの最後の士師であり、預言者でもあるサムエルです。彼は敵国の手からイスラエルの危機を救った人物です。最後の士師というのは、彼がイスラエル初代の王となるサウルを立てて以降は、イスラエルが士師によってではなく、王によって治められる国となっていったからです。

サムエルの母であるハンナは、子どもが与えられるようにと必死に祈りました。「もし男の子が与えられたら私はその子を一生神に捧げます」という心を注ぎ出すような祈りでした。そして祈りが聞かれ、男の子が与えられたハンナは、その子サムエルを神にささげるため、祭司エリに託しました。神殿で育っていったサムエルは、母の祈りに支えられ、神と人に愛される者として成長していきます。

預言者サムエル

ある日のこと、彼が寝ていると、「サムエルよ」と呼びかける神の声を聞きました。サムエルは祭司エリに呼ばれたのだと勘違いしてエリのところに行くと、エリは呼んでいないと言います。そんなことが3回繰り返されました。その時、エリは、神がサムエルを呼ばれたのだとわかり、「もし次に名前を呼ばれたら、『しもべは聞きます。主よ、お話しください』と言いなさい」とサムエルに言いました。

これが彼の預言者としての出発点となりました。その後も、神がサムエルと共におられたので、彼は預言者として人々を正しい道へと導き、真の神に立ち返るように促しました。その結果、イスラエルは敵を打ち破り、勝利を手にすることができたのです。サムエルの働きはイスラエルに祝福をもたらしたのです。

サムエルはまだ年若かったにもかかわらず、彼に委ねられた神殿での働きを、最善を尽くして果たしていきました。この年若きサムエルの歩みは、目の前のどんな小さなことにも心を込め、忠実に取り組んでいくことが、その人の品性にどんなに大きな影響を与えるのか。そして、その人生がどんなに祝福されていくかということを教えてくれています。

聖書の引用は、特記がない限り日本聖書協会新共同訳を使用しています。
そのほかの訳の場合はカッコがきで記載しており、以下からの引用となります。
『新共同訳』 ©︎共同訳聖書実行委員会 ©︎日本聖書協会
『口語訳』 ©︎日本聖書協会 
『新改訳2017』 ©2017 新日本聖書刊行会

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