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出エジプトの時の大規模な改宗
8:15モルデカイは青と白の朝服を着、大きな金の冠をいただき、紫色の細布の上着をまとって王の前から出て行った。スサの町中、声をあげて喜んだ。 8:16ユダヤ人には光と喜びと楽しみと誉があった。 8:17いずれの州でも、いずれの町でも、すべて王の命令と詔の伝達された所では、ユダヤ人は喜び楽しみ、酒宴を開いてこの日を祝日とした。そしてこの国の民のうち多くの者がユダヤ人となった。これはユダヤ人を恐れる心が彼らのうちに起ったからである。エステル8:15―17(口語訳)
ここで多くの人々がユダヤ人へと改宗しています。旧約聖書に記録されている他の大規模な改宗の例では、出エジプト記の出来事が挙げられるでしょう。
パロの家来のうち、主の言葉をおそれる者は、そのしもべと家畜を家にのがれさせたが、出エジプト9:20(口語訳)
さて、イスラエルの人々はラメセスを出立してスコテに向かった。女と子供を除いて徒歩の男子は約六十万人であった。また多くの入り混じった群衆および羊、牛など非常に多くの家畜も彼らと共に上った。出エジプト12:37,38(口語訳)
上の二つの記事を見ると、明らかにユダヤ人ではない人々が出エジプトに加わったことがわかります。
この人々は単に災害から逃れようとして加わったのかもしれませんが、中には主を恐れて加わった人もいました。そのような主を恐れる外国人の代表がカレブです(民数記32:12)。
エステルの時代にも、同じように単に災いから逃れようとして改宗した人もいたかもしれませんが、主を恐れて加わった人も中にはいたのではないでしょうか。
恐れか畏れか
しかし、主エジプトの時、ただ災いを逃れることを望んで加わった人々や単なる興奮や好奇心にかられてついてきた人々は、このあと多くの問題を起こすようになってしまいます。
結局のところ、恐怖や好奇心は本当の意味での神への献身にはつながりませんでした。