現役牧師が伝えたい!結婚を考えるあなたへのメッセージ
結婚式をこれから挙げようとしている皆さん
キリスト教式、神前式、仏式etc、どこで式を挙げようかな~と迷いますよね。
費用のこともあるし、新婚旅行とセットで考えて……とか。
キリスト教結婚式がダントツで選ばれる理由としては、ロマンチックで華やかさあるからということです。読んでいるあなたもキリスト教式を考えていますか?
中にはキリスト教結婚式が安上がりだから、という理由もありますよね。
現実、費用のこと、式の流れをどうするか、パートナーが喜ぶためにどんな演出をしようかということで忙しくなりますよね。
現役牧師から結婚式に欠かせない大切なことをお伝えしますので、結婚を決める前に考えてみてください。
結婚はゴールじゃない?
結婚式はスタートです。決してゴールではありません。
結婚とは、「誓約」の儀式です。
「誓約」ってなに?ですよね?
それは「必ず約束を果たすという約束とその約束自体」です。
「誓う」という言葉は、聖書に出てくる言葉で、本来は神さまが人に誓われることなんです。
人が神様に対して使うこともありますが、圧倒的に神さまが人に対して誓われることの方が多くあります。
世界で最初の結婚式が、聖書にはしっかりと記録されています。アダムとエバです。
神さまがアダムとエバを出会わせ、二人を結び合わせて、結婚というスタートを始めさせたんですね!
結婚というのは神さまが作って、神さまが人間に与えたものです。
結婚に欠かせないもの
「それゆえ、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」
エフェソの信徒への手紙5章31ー32節
この神秘は偉大です。
神さまは男女が一つとなることを願って結婚を与えたことが、この聖書の言葉からわかります。
つまりキリスト教の結婚式で誓うことは、「一体」となるためなんです。
別の言葉では「一致する」と言えますが、この一致を聖書は「ハーモニー」と言います。
このハーモニーとは、オーケストラなどで様々な楽器が合わさって一つの音楽を作るために「ハマる」ことです。
そのために不可欠なことは「指揮者」です。
結婚に絶対に欠かせないこと、それは「神」なんです。
この神が人に結婚という制度を与え、男女を出会わせ、違った価値観と生き方を持つ男女を一致させて下さる唯一の方です。
キリスト教の結婚で欠かせないことは、神さまに頼り、従うことです。
「病める時も 健やかなる時も、富める時も 貧しき時も、妻として愛し 敬い 慈しむ事を誓いますか?」
誓えないですよ!
結婚式の時は気持ちも高まって「誓います」って言いますけど、病気の時、自分が弱ってる時は愛することより、愛されてケアされることを求めちゃいますよ!
健やかな、富める時は調子に乗っちゃうこともありますよね。
私たち人間は一生の誓いができるほど強くありません。でも神さまは違います。
聖書を読めば、「神は愛である」と言われた神さまは誓ったことを必ず守り通す方だとわかります。
だからこの方に頼ることを結婚する男女が誓うこと。それが欠かせません。
その誓いによって進む結婚は、たとえきれいなイベントがなくても、たとえ豪華なウェディングケーキがなくても、あなたの結婚を「美しく」幸せなものにしてくれることは間違いないです。