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マルコ【イエス・キリストの福音】#1
【初めに】 何年か前のこと、ワシントン・ポスト誌が3ページに及ぶ特別記事を掲載したことがあります。驚いたのはその記事の長さではありません。というのは、ポスト誌は広範囲にわたる報道の扱いをすることで知られていたからです。わたしを驚かせたのは... -
愛された福音【ヨハネによる福音書】#1
【ヨハネによる福音書の特異な目的史性】 「ワオー、何と美しい人なんだろう!」「その魅力的な人柄」 「私の夢の中の夢のような人!」「これ以上の人に出会うことはないだろう!」「こんなに幸せな思いはかつて一度もなかった!」 私が経験したロマンス... -
神は愛である【ヨハネの手紙解説#1~4】
【命の言葉【ヨハネの手紙解説#1】】 命の言であるイエスは、私たちが神を知り、神を信じ、永遠の命に救われることができるように、私たちと一つになられました。 ありのままの神を知るこれはヨハネがメッセージを述べるに当たって表明している重要な主題... -
神は愛である【ヨハネの手紙解説#9〜#13】
【神は愛である【ヨハネの手紙】#9】 「神は愛である」という聖句は、神が罪を重大視されないとか、あるいは神がすべての人をお救いになることの根拠として用いられることがあります。しかし、それは真実ではありません。イエスがこの世に来て、私たちの代... -
全世界の成り立ちの原点に立って【コヘレトの言葉解説 〜すべてはむなしい〜】#2
【コヘレトの言葉と創造】 「コヘレトの言葉」は、聖書自身がそうでありますように、世界の創造時という原初から始めております。すなわち、この世の創造からです。本書のモットー(標語)であるヘブル語の「ヘベル」(「空しい」)を七度繰り返した後、著... -
ローマの信徒への手紙の概要と解説
神学者によるローマの信徒への手紙の概要と解説記事です。その特徴や内容、時代背景、目的、作者について解説していきます。 -
【ローマの信徒への手紙1章、2章、3章の解説】信仰による従順
【すべての人は罪を犯している【ローマの信徒への手紙1―2章解説】】 ローマの信徒への手紙は見事な書き出しで始まっています。少なくとも最初の17節はすばらしい書き出しです。その17節は、神の義が啓示されたという福音で終わっています。「義」という言... -
エフェソの信徒への手紙の概要と解説
神学者によるエフェソの信徒への手紙の概要と解説の記事です。その特徴や著者について、また各章の解説をしています。 -
賛美と祈り(エフェソの信徒への手紙1の3~14)
【「天」のあらゆる霊的な祝福(エフェソ1の3)】 序言の挨拶の後に、パウロはエフェソの教会への書簡を、長い祈りの言葉で始めています。この祈りは2つの部分から成り立っています。最初の部分は賛美と感謝の祈り(エフェソ1の3~14)で、第2の部分は、エ... -
教会のための祈り(エフェソの信徒への手紙1の15~23)
【感謝(エフェソ1の15、16)】 挨拶のための最初の2節を除いて、パウロは、エフェソの信徒への手紙第1章全体を祈りのためにささげました。これは、クリスチャンの生活と働きにおける祈りの役割についての霊感に満ちた模範をわれわれに残しています。祈り...