【カンタン解説】「アーメン」って、どういう意味?

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言葉の意味

アーメンってよく聞くけど
どんな意味なんだろう?

たしかに教会では、
お祈りのときによく聞くね!

「アーメン」とは、

旧約聖書の大部分で使用されているヘブライ語で、「本当に」「確かに」「心から」「そのとおり」などの意味を持つ言葉です。

お祈りにおける「アーメン」

現代のクリスチャンが「アーメン」と口にする機会は、その多くがお祈りの結びにおいてです。

個人で祈る時も、集団でお祈りする時も、お祈りに加わっていた人は最後に「アーメン」と言います。

この場合の「アーメン」は、「そのとおりです」というお祈りへの同意の意味と、「そのとおりになりますように」という神への願いの意味があります。

もしあなたがお祈りの場面に立ち会う機会があった時、「自分もそう思う」、「自分もそう願う」という気持ちになることがあれば、ぜひ「アーメン」と声に出してお祈りに加わってみませんか。

その他の場面における「アーメン」

現代のクリスチャンが「アーメン」と口にするのは、お祈りの結びにおいてですが、それ以外にクリスチャンがアーメンと口にする機会がないわけではありません。

たとえば、礼拝での説教や、クリスチャンが信仰体験を話しているときに、話し手が語る神の偉大さや、真実さ、あるいはその人の信仰などに対して心が動かされた人が、「アーメン」と口にすることがあります。

この場合の意味もお祈りの場合と同様で、「そのとおりです」、「そのとおりになりますように」という意味で用いられます。

聖書の中で使われる「アーメン」

旧約聖書においても新約聖書においても、「アーメン」という言葉はよく使われます。

いくつかの例を見てみましょう。

イスラエルの神、主をたたえよ/世々とこしえに。民は皆、アーメンと答えよ。ハレルヤ。

詩編106編48節

わたしたちの父である神に、栄光が世々限りなくありますように、アーメン。

フィリピの信徒への手紙4章20節

以上すべてを証しする方が、言われる。「然り、わたしはすぐに来る。」アーメン、主イエスよ、来てください。

ヨハネの黙示録22章20節

参考文献

『新聖書辞典』(いのちのことば社)

『聖書語句辞典』(いのちのことば社)

聖書の引用は、特記がない限り日本聖書協会新共同訳を使用しています。
そのほかの訳の場合はカッコがきで記載しており、以下からの引用となります。
『新共同訳』 ©︎共同訳聖書実行委員会 ©︎日本聖書協会
『口語訳』 ©︎日本聖書協会 
『新改訳2017』 ©2017 新日本聖書刊行会

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