
デボーションって何?どうやるの?
デボーションとは?
デボーション(devotion)は、英語で「献身」や「深い愛情」を意味する言葉で、クリスチャンの間では「神さまと交わる礼拝の時間」を意味する言葉です。

デボーションの意味と効果
天国を体験する
見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、……
ヨハネの黙示録21章3節(新共同訳)
天国は「神と人が共にいる」ところです。デボーションはそんな天国をこの地上で味わう時なのです。
もし、わたしたちが世俗的な娯楽や仕事に忙しくなっていくならば、心が鈍くなってしまうと、キリストは警告されました。
やがて麻痺していった心は、キリストとの交わりもその愛も喜びに感じられず、自分から天のコミュニティーから出ていってしまおうとしまいます。
デボーションは、天国を味わい、キリストとの関係を保つ一つの方法なのです。

ストレス発散
読書はストレス発散に効果があるとされています。
イギリスのサセックス大学とミネソタ大学の研究では静かなところでたった30分でも読書をしたら、ストレスが68%以上解消されることが明らかになっているのです。①
特に「ゆっくり一字一句読んでいく」ように読むのが推奨されています。これはただ単にゆっくり読むのではなく、その文章を味わうように読むということです。
このような習慣は、まさにデボーションの習慣とも言えるでしょう。
デボーションのやり方
お祈りをする
まず、デボーションは祈りから始まります。
感謝や悔い改め、他の人のためにお祈りする執りなしの祈りなど、神さまと向き合う時間を持ちましょう。
だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。
マタイによる福音書6章6節(新共同訳)
聖書を読む
あなたの御言葉は、わたしの道の光
詩編119編105節(新共同訳)
わたしの歩みを照らす灯。
お祈りした後は、神さまからの語りかけに耳を傾けるために、み言葉を開いてみましょう。
聖書通読表を使ったり、デボーションブックを使ってみてもいいかもしれません。

自分でやってみたい人はこのデボーションシートをダウンロードして使ってみるのもいいかも!
また、VOPオンラインのコラムでは「心のサプリ」というタグで、毎日デボーションをアップしています。



下にアーカイブをまとめているので、チェックしてみてね!
現在、更新中のシリーズはこちら!
【心のサプリ_アーカイブ】聖書からじっくりデボーションをしたい
聖書箇所を最初に読んで、その箇所の解説が載っているシリーズになります。さらに詳しい解説も、VOPオンラインの「聖書の世界」に載っていますので、ぜひご覧ください。
記事だけを読んでもデボーションができるようになっていますので、まずは気軽に始めてみましょう!
【心のサプリ_アーカイブ】お祈りについて学びたい!
ただ読むだけでなく、質問に答えながらデボーションができるシリーズです。
このシリーズでは、お祈りやキリストとの関係について、もう一度考えるきっかけを与えてくれます。
【心のサプリ_アーカイブ】聖書の教えを学びながらデボーションをしたい
エッセイのような記事で、簡単に聖書を学びながら、デボーションができるシリーズです。
デボーションがなかなか続かない人は、まずは『天国の歩き方』のシリーズからチャレンジしてもいいかも!
参考文献
① 世界を読み解くニュース・サロン:読書で「寿命が伸びる」のは本当か (2/4) – ITmedia ビジネスオンライン