災いが下る【エリヤ—改革を求める祈り】#32

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神に従うことを拒むと民に何が起こりますか。

申命28:20 〜24

神はご自分の民を祝福しようと望んでおられますが、民が神を捨てるとき、神の祝福も取り去られます。私たちは逆境の時には神を求めますが、順境の時には神を忘れる傾向があります。

エリヤはギレアド山中の家から、悲痛な思いでイスラエルの背信を眺めていました。彼は神に災いを下し、イスラエルの目を覚ましてくださるように祈りました(ヤコ5:17、18、列王上17:1参照)。 

エリヤは神の命令に従ってアハブの前に現れ、祈って天を閉ざし、雨を止めます。エリヤは長い干ばつを預言しましたが、それには強い信仰が必要でした。川には豊かな水が流れ、丘はみずみずしい緑で覆われ、山には木々が茂っていて、干ばつの兆しさえ見えなかったからです。

アハブも、イゼベルも、その預言者たちも、初めのうちはエリヤの言葉を笑っていましたが、次第に不安になりました。何週間も何か月も、雨は降りません。バアルの預言者たちが神々を呼び求めても応答がなく、エリヤは「バアルは旅に出ているのか、眠っているのか」と嘲笑しました。川の流れは干上がって草は枯れ、作物は実らず、家畜の群れはやせ衰えて土ぼこりの中で死んでいきました。

神から離れたときは何をすべきでしょうか。

歴代下7:14

クリスチャンの最も豊かな資産は祈りによる神との交わりです。結果は私たちが考える以上のものです。……神の力は人間よりも無限に大きいので、神の力に頼るのは賢明なことです。神ご自身が私たちにそのように勧めておられます

『ライフ・アプリケーション・スタディ・バイブル』2252 ページ

◆祈りによって天の倉が開き、その祝福にあずかった経験はありませんか。

*本記事は、『聖書に見る偉大な祈り』からの抜粋です。

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