わたしのものはあなたのもの【イエス:大祭司の祈り】#52

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イエスは「神のみ業を成し遂げることが神の栄光を現すこと」と理解しておられました。「神のみ業を成し遂げる」とは具体的に何を意味していると思いますか。ヨハ17:4

イエスの使命は父なる神を弟子たちに啓示することで、弟子たちもまた父なる神を世に啓示するのでした。イエスは種をまき、弟子たちは働いてその実を刈り取り(ヨハ4:35 〜38)、その意味で主より大きな働きをしました(14:12)。後世の人々はみな、彼らの働きによってイエスを信じるように導かれます(17:20)。

イエスはヨハネ17:8の祈りの中で、ご自分の祈りに耳を傾けている弟子たちについて次の2点を明らかにしておられます。

(1)弟子たちはファリサイ人と違い、主の教えを受け入れている。

(2)弟子たちは主ががどこから来られたかを知っている。

イエスと父なる神とはすべてを共有しておられ、私たちは神の最も貴重な財産の一つです。

私たちはどのようにして“神の所有物”となるのでしょうか。

ヨハ3:16 〜18
ヨハ12:32
ヨハ14:6
ヨハ15:16

父なる神と御子は共に私たちの救いのために働いておられます。父なる神は私たちをイエスに引き寄せ(ヨハ6:44)、イエスはご自分の十字架によって私たちをご自身に引き寄せられます(12:32)。この意味で、私たちは大きな代価を払って買い取られた神の財産であって、神にとってかけがえのない存在です。私たちの信仰は神の引き寄せる力に応答します。

◆私たちが高価な代価をもって「買い取られた」という自覚は、あなたの自分自身に対する見方をどのように変えますか。

*本記事は、『聖書に見る偉大な祈り』からの抜粋です。

聖書の引用は、特記がない限り日本聖書協会新共同訳を使用しています。
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『口語訳』 ©︎日本聖書協会 
『新改訳2017』 ©2017 新日本聖書刊行会

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