「世にあるが世のものではない」【イエス:大祭司の祈り】#54

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世はなぜイエスと弟子たちを憎むのでしょうか。

ヨハ17:14

キリストに従う者たちは、世の罪に荷担することによって世に協力しないので、世の不道徳に対する生きた告発となります。世はサタンの計画に従うので、イエスとその民は公然の敵です

『ライフ・アプリケーション・スタディ・バイブル』1916ページ

サタンはペトロを「支配」しようとたくらみました。魂の敵はすべての罪人を自分自身のものであると主張しますが(ゼカ3:1、ユダ9、黙示12:10)、イエスは私たちを守られます。一人の魂さえ失われるのをお望みにならないからです。

「わたし[イエス]は彼らに永遠の命を与える。彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。わたしの父がわたしにくださったものは、すべてのものより偉大であり、だれも父の手から奪うことはできない。わたしと父とは一つである」(ヨハ10:28 〜30)。

左手に硬貨を握ってみてください。この硬貨のようにあなたはイエスの御手の中にあって安全です。次にその左手を右手で包んでください。あなたも父なる神の御手の中にあって安全です。救いに確信が持てなくなったときは、イエスと父なる神がその御手の中にあなたをしっかりと握ってくださるとの約束を思い出してください。

イエスと弟子たちとの共通部分を挙げてください。

ヨハ17:13、16、18、19

イエスはその大祭司としての祈りの中で、「ご自身が世のために苦しむのをお許しになった父なる神に真心からの感謝を捧げておられます。……イエスは祈りの中で、ご自分の弟子たちが神の賜物であると繰り返し述べておられます。……彼は愛と信頼をもって弟子たちを父なる神の保護と守りにゆだねられます。……彼らが一致し、心と思いと目的において一つになるためです」(ジョージ・バトリック編『インタープリターズ・バイブル』8巻742 ページ)。

*本記事は、『聖書に見る偉大な祈り』からの抜粋です。

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『口語訳』 ©︎日本聖書協会 
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