神は裁き、戦われる【黙示録:賛美の祈り】#64

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地上歴史の最後にどのような宣言がありますか。24人の長老は何と言って喜びますか。

黙示11:15、17

サタンがアダムから支配権を奪い、「この世の支配者」となって以来、神のみ国は敵の領土の中にある「地下」勢力に甘んじてきました。しかし今や神は完全に支配権を握り、統治を開始されます。

黙示録11:17、18は、サタンからキリストへとこの世の統治が移行することを書いています。これは怒りの時です。諸国民の怒りは神の怒りによって突然、短縮されます。神の怒りは神の愛の一部でもあります。罪は苦しみの原因であり、愛の神は罪を憎みます。罪を選ぶ者は神の怒りに遭います。救いは驚くべき賜物であり、それを拒むことは恐ろしい罪なのです。

正義はどのようにこの地に行われますか。

黙示11:18

大争闘を終結させるためには、神の正義を示す最後の裁きがなければなりません(黙示15:2〜4、16:5〜7)。人間は自分の蒔いたものを刈り取りますが、罪人も聖徒もこの世において自分の行いの結果を完全に刈り取るわけではありません。正義が行われるためには、道義的な必要から裁きがなされる必要があります。

すべての罪が正当に罰せられることが神のご計画でした。事実、すべての罪が十字架上のイエス・キリストにおいて罰せられました。ですから人はだれも罪に対する神の怒りを受ける必要はありません。神に対する最大の罪は、神の赦しの賜物を拒むことです。

◆ドイツの哲学者イマヌエル・カントは、もし神が正義のお方であるなら、何らかの最終的な清算がなければならないという仮定に基づいて、来世のあることを論証しました。もし最終的な清算がないとすれば、それは神についてどんなことを意味しますか。最終的な清算という考えはあなたの信仰をどのように強めてくれますか。

*本記事は、『聖書に見る偉大な祈り』からの抜粋です。

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