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次の聖句は神のご品性や力、権威について何を教えていますか。
エレ31:3
ヨハ3:16
ロマ5:8
ダニ7:14
神の愛を表す新約聖書の言葉は「アガペ」です。それは最も高く、完全で、利己心のない愛に対して用いられます。神の愛は聖書全体に描写されていますが、最も生き生きと描写されているのは十字架においてです(Ⅰヨハ4:9、10)。神の律法、憐れみ、摂理、裁きなどはすべて神の愛と調和します。善悪の知識の木に関して神がアダムとエバにお与えになった戒めでさえ(創世2:17)、同じ愛から出ています。神は愛されるだけではありません。神は愛そのものです。この愛には、「憐れみ」、「慈愛」、「忍耐」、「善意」が含まれます。
聖書の中で最も有名な聖句の一つであるⅠヨハネ4:8 の、「神は愛だからです」という言葉について考えてみましょう。この聖句で神という語には定冠詞がついていて、それは神であるあの特定のお方という意味です。しかし、愛という語には冠詞はありません。その意味は愛が神の一つの特性というのでなく、神の本質そのものであるということだといわれています。神はその存在の根底から愛であり、神のなされることはすべてこの愛の活動であるということを示しています。
イエスはヨハネ8:44 で、ルシファーが「最初から」偽り者また人殺しであると言っておられます。彼は「最初から」(つまり、天から追放される前に)だれを殺し、欺いたというのでしょうか。
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*本記事は、聖書研究ガイド2002年第1期『キリストとサタンの大争闘』からの抜粋です。