神の招きと警告【大争闘の終結】#62

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黙示録12:17 ~ 13:18 は、神を疑わせ、神の教会を滅ぼそうとするサタンの企みについて描いています。しかし、たとえサタンが教会を滅ぼそうとしても、教会は最終的にサタンの滅びにつながることになる福音を世界に伝え続けます。サタンが神の民を滅ぼそうとするのも不思議ではありません。

終末の使命を伝えるのに神の民はどんな役割を果たしますか。

黙示14:6 ~ 9

第一天使のメッセージは「永遠の福音」を宣言します。これは何を意味しますか。全世界が聞かなければならないメッセージとは何ですか。

これらの天使は、「永遠の福音、つまり『神の裁きの時』(7 節)に、特に〔6 節に〕述べられた特徴を宣べ伝える働きに従事する神の聖徒たち」を表しています(『SDA 聖書注解』第7 巻827 ページ)。

第二の天使は、バビロンが「怒りを招くみだらな行いのぶどう酒を、諸国の民に飲ませた」ゆえに倒れた、と宣言しています。バビロンは神に対する反逆を象徴しています(創世11:1~9、イザ14:4、12~14)。黙示録では、バビロンはあらゆる偽りの宗教組織とその指導者、特に獣とその像によって造り出された組織を表します。この組織は黙示録13:15 ~ 17 にある危機を引き起こします(昨日の研究参照)。

第三天使のメッセージはすべての人に獣とその像を拝まないように強く警告しています。事実、それは聖書の中で最も厳しく、最も恐ろしい警告の一つになっています。それは聖書を受け入れるすべての人に、(互いに関連した)これら三つのメッセージの内容と意味を理解するように求めています。争点が何であるかを知るためであり、またどうしたら地上で繰り広げられている大争闘のクライマックスに正しい側に立つことができるかを知るためです。

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*本記事は、聖書研究ガイド2002年第1期『キリストとサタンの大争闘』からの抜粋です。

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