壊れた家庭の回復【マルコによる福音書14章1節—9節】

この記事は約3分で読むことができます。

今日の聖句はこちら

マルコによる福音書14章1節―9節(口語訳)

14:1さて、過越と除酵との祭の二日前になった。祭司長たちや律法学者たちは、策略をもってイエスを捕えたうえ、なんとかして殺そうと計っていた。 14:2彼らは、「祭の間はいけない。民衆が騒ぎを起すかも知れない」と言っていた。

14:3イエスがベタニヤで、らい病人シモンの家にいて、食卓についておられたとき、ひとりの女が、非常に高価で純粋なナルドの香油が入れてある石膏のつぼを持ってきて、それをこわし、香油をイエスの頭に注ぎかけた。 14:4すると、ある人々が憤って互に言った、「なんのために香油をこんなにむだにするのか。 14:5この香油を三百デナリ以上にでも売って、貧しい人たちに施すことができたのに」。そして女をきびしくとがめた。 14:6するとイエスは言われた、「するままにさせておきなさい。なぜ女を困らせるのか。わたしによい事をしてくれたのだ。 14:7貧しい人たちはいつもあなたがたと一緒にいるから、したいときにはいつでも、よい事をしてやれる。しかし、わたしはあなたがたといつも一緒にいるわけではない。 14:8この女はできる限りの事をしたのだ。すなわち、わたしのからだに油を注いで、あらかじめ葬りの用意をしてくれたのである。 14:9よく聞きなさい。全世界のどこででも、福音が宣べ伝えられる所では、この女のした事も記念として語られるであろう」。

目次

ストーリー

同じ頃、15、6のひとりの女の子がいました。彼女は両親を失い、親戚の家を頼って、兄弟三人で引っ越して行きましたが、そこでも悲劇が襲います。

その親戚が当時恐れられていた皮膚病に感染し、彼の職と地位を失ってしまったのです。さらに兄弟のひとりも、死に至る病気にかかってしまいます。

経済的に苦しくなった彼女たちは、お金による安定を求めていきました。

そんなとき、親戚の叔父はついにある手段に出るのです。叔父の紹介によって、彼女は売春へと手を出していきます。体を売って少しでも家族を支えたいと思ったのかもしれません。彼女はどんどん落ちるところまで落ちて行きました。

神から離れて、お金というものに依存しようとした彼女はサタンに捕まえられました。神から離れて、別のものに依存しようとした先には、サタンが待っているのです。

彼女は悪霊に取り憑かれるようになり、精神的におかしくなって行きました。そして、最後にはお客に裏切られ、捕まり、その行為が犯罪とされ、死刑が宣告されます。

そのときに、彼女に救いの手が差し伸べられました。キリストです。

キリストは彼女から悪霊を追い出し、彼女をいやされます。彼女の親戚の皮膚病をいやし、兄弟を復活させていきます。

壊れていった家庭が回復され、落ちていった彼女は引き上げられました。破滅的な人生を送っていた10代のこの女の子はもう一度、自分を取り戻し、健全な生活へと戻ることができたのです。

それがマグダラのマリヤでした。

香油を注ぎかけて

イエスがベタニヤで、らい病人シモンの家にいて、食卓についておられたとき、ひとりの女が、非常に高価で純粋なナルドの香油が入れてある石膏のつぼを持ってきて、それをこわし、香油をイエスの頭に注ぎかけた。マルコ14:3(口語訳)

当時、油を体に塗ることは普通の習慣でしたが、非常に高価なナルドの香油を貧しい彼女たちが持っていたことは不思議なことでした。

もしかすると、この香油は親が残してくれたもので、ずっと大切に持っていたものかもしれません。

マリヤがキリストと共に時間を過ごしたとき、彼女は「価値観の変化」を経験していきます。

彼女は罪を手放し、そのすべてをキリストのもとへと持っていきました。お金による安定から、キリストと一緒にいる平安、安心を求めるようになっていったのです。

そして、彼女はイエスの体に油をそそぐために、非常に高価で純粋なナルドの香油が入れてある石膏のつぼを割ります。彼女の大切なものをキリストへとささげていったのです。

わたしたちは何を一番に求めているでしょうか?

聖書の引用は、特記がない限り日本聖書協会新共同訳を使用しています。
そのほかの訳の場合はカッコがきで記載しており、以下からの引用となります。
『新共同訳』 ©︎共同訳聖書実行委員会 ©︎日本聖書協会
『口語訳』 ©︎日本聖書協会 
『新改訳2017』 ©2017 新日本聖書刊行会

よかったらシェアしてね!
目次