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【ガラテヤの信徒への手紙】福音の一致【2章解説】#3
【この記事のテーマ】 宗教改革者ジョン・カルヴァンは、不一致と分裂が教会に対する悪魔の重要な策略であると信じていたので、クリスチャンは分派を疫病のように避けなければならない、と警告しました。 しかし、真理を犠牲にしてまで、一致は保たれるべ... -
【ガラテヤの信徒への手紙】信仰のみによる義認【2章解説】#4
【この記事のテーマ】 前回触れたように、ペトロが唱えていた信仰と彼が見せた行動との不一致に対して、パウロはアンティオキアで公然とペトロに立ち向かいました。かつて異教徒だった人たちともはや一緒に食事をしないというペトロの決定は、ひいき目に見... -
【エフェソの信徒への手紙】神の作品としての教会【2章解説】#5
【この記事のテーマ】 フランスの哲学者ミシェル・フコーは、すべての監獄を打ち壊し、囚人を解放すべきであると唱えました。なぜでしょうか。道徳観念、善悪・正邪の観念などというものは、純粋に人間の考え出したもの、つまり権力の座にある者たちがほか... -
【エフェソの信徒への手紙】隔ての壁のない教会【2章解説】#6
【この記事のテーマ】 不可能な可能性 1+1=1あり得ないことでしょうか。いいえ、福音の算数においてはあり得るのです。パウロが教えているように、人間の方程式では不可能なことも、神の力と備えのもとでは可能です。キリストは「双方を御自分において一... -
【ヨナ書】救いは主にある【1ー2章解説】#6
【この記事のテーマ】 ヨナ書1章は山場を迎えます。神からの使命を逃れてきた預言者ヨナは暴風に遭って死にそうになります。しかし、このような苦境の中で主に祈ったのは預言者ヨナではなく、異教徒の水夫たちでした。 「ついに、彼らは主に向かって叫んだ... -
【ヨナ書】第二の機会【2ー3章解説】#7
【この記事のテーマ】 ここまで、ヨナ書に記された様々な出来事について見てきました(まだ2章しか見ていません)。これまでに学んだなかで最も重要なことの一つは何でしょうか。それは、ヨナのうちに働かれた神が今日の私たちのうちにも働いておられると... -
【エズラ記とネヘミヤ記】ネヘミヤ【解説】#2
【この記事のテーマ】 これまでに、捕囚の民の二つのグループがユダに戻っており、それは少なくともヘブライ民族に対する神の約束の部分的な成就でした。 しかし、神が用意しておられるもう一つの捕囚の民の一団がいました。この最後のグループは、問題を... -
【アモス書】隣国の罪【1章解説】#2
【この記事のテーマ】 アモスはなぜイスラエルの近隣諸国への警告を持って働きを始めたのか。多民族の特異な罪、“書かれた律法”を持たない異教徒への刑罰の基準などを学びます。 アモスは宣教師となって南王国ユダから北王国のベテルへ旅し、イスラエルの... -
【ペトロの手紙1・2】ペトロの人間性【概要】#1
【この記事のテーマ】 ペトロは、彼の名前が付いた二つの書簡(ペトロI・II)の著者です。彼はイエスの初期の弟子の1人であり、地上における公生涯の間、ずっとイエスとともにあり、空の墓を見た最初の弟子たちの1人でした。ですからペトロには、聖霊に導... -
【ペトロの手紙1・2】社会的関係【2章解説】#4
【この記事のテーマ】 ペトロの手紙は、当時の難しい社会問題のいくつかにも真正面から取り組んでいます。例えば、クリスチャンは抑圧的で腐敗した政府と——彼らのほとんどが当時体験していた異教のローマ帝国のような政府と——いかに共存すべきか、といった...