2章– tax –
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ヨブ記からの教訓【ヨブ記】#14
【この記事のテーマ】 ヨブ記に関するこのシリーズの研究も最後を迎えました。私たちはこの書の大半を取り上げたかもしれませんが、扱うべきこと、学ぶべきことは、まだたくさんあると認めざるをえません。言うまでもなく、俗界の中でさえ、私たちが学び、... -
内外における危機【エレミヤ書】#2
【この記事のテーマ】 もし堕罪以降の人間の状態をあらわす言葉を一つ選ぶとしたら、それは「危機」でしょう。そして、その危機の程度は、私たちをそこから抜け出させるのに必要とされたもの、つまり十字架におけるイエスの死によって理解されうるのです。... -
エレミヤ書からの教訓【エレミヤ書】#13
【この記事のテーマ】 私たちのエレミヤ書の研究もいよいよ最後です。それは一つの冒険であり、多くの感情やエネルギーがこの預言者の物語の中で費やされてきました。 あらゆる預言者と同様、エレミヤはこの書を世間から孤立して書いたのではありません。... -
イエスの初臨【ルカによる福音書解説】#1
【この記事のテーマ】 ルカによる福音書は、おもに異邦人に向けて書かれました。この福音書の宛先であるテオフィロが異邦人であったように、ルカ自身が異邦人だったのです(コロ4:10~14に暗示されています)。 ルカは医師であるとともに、几帳面な歴史家... -
イエスの働きの中における女性たち【ルカによる福音書解説】#6
【この記事のテーマ】 ルカによる福音書は、「女性たちの福音書」と呼ばれることがあります。なぜなら、イエスが女性たちの必要を気遣い、また女性たちが主の働きに関わったことについて、ほかのどの福音書よりも特に触れているからです。 イエスが地上に... -
イエス、聖霊、祈り【ルカによる福音書解説】#7
【この記事のテーマ】 三つの共観福音書の中で、ルカはイエスと聖霊の関係について、ほかの福音書よりも頻繁に述べています。マタイは12回、マルコは6回聖霊に言及していますが、ルカは福音書において17回、使徒言行録において57回も触れているのです。イ... -
知恵の呼びかけ【箴言―正しい選択を導く知恵の言葉】#1
【この記事のテーマ】 エデンの園以来、人間の悲劇の根源は、誤った選択にあります。「神だけが全知であり真理であるにもかかわらず、アダムはその神のみ言葉に従わず、欺く者に聞き従ったために、いっさいのものを失ってしまった。善と悪が入り混じったた... -
愛と律法【ヤコブの手紙】#5
【この記事のテーマ】 私たちはこの物語をよく知っています。問題は、それがどれくらいしっかり理解されているかという点です。 エルサレムからエリコへ向かう途中、最初に祭司、次にレビ人が、瀕死の状態で道に横たわっている男と遭遇しました。2人とも自... -
行いを伴う信仰【ヤコブの手紙】#6
【この記事のテーマ】 彼は成功を収めた医者であり、数百人の教会員を有する知名度の高い教会の長老でした。彼は教会の大事業に多額の献金をし、その惜しみない態度がほかの教会員を一層献身的にさせていました。牧師が不在のときには彼が説教をし、だれも... -
諸国民の主【アモス書—主を求めよ、そして生きよ!】
中心思想:非人間的な行為は神に対する罪であって、相応の裁きを受けます。 【この記事のテーマ】 聖書の中で、獅子はしばしば動物界の王とされています。その外観は凶暴性と破壊力と同時に、抗しがたい力と威厳を感じさせます。狩りをしているときでなくて...