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この記事はこんな人におすすめ!
・学校の課題で教会に行かないといけない
・キリスト教の礼拝や教会に興味がある
・礼拝がどんな様子か知りたい!
・献金をどうすればいいか知りたい
キリスト教の礼拝や教会に興味があるけど、何をしているかを先に知りたいという方もいるのではないでしょうか?
なかなか敷居が高そうで入れない教会。その中で行われている礼拝はどんな感じなのでしょうか。
この記事では、プロテスタントの教会で行われている礼拝と礼拝レポートの書き方について、まとめてみています。
礼拝レポート(チャペルレポート)が出されたときに
どうも!
キリスト教概論の授業で友だちのレポートを助けたら、友だちはA+評価をもらって、自分はなぜかAーの評価をもらったてぃてぃです。
さて、今日はみんなお困りのアレを見ていきましょう。
そう、礼拝レポート! 別名、チャペルレポートです。
キリスト教概論の授業を取ると、学校の礼拝に出席したり、教会の礼拝に出席したりしてレポートを書くという課題が出たりします。
いや、何を書けばいいのさ!!!
そんなことで悩んだことはありませんか? 今日は教会の行き方から礼拝レポートの書き方、教会の礼拝についてまで、まるっと見ていきましょう!
教会の行き方
教会といっても、日本全国、ありとあらゆるところに教会があります。どこに行けばいいのやら。
GoogleMapで教会を調べても、多すぎてよくわかりません。
初めて教会に行くのは、どきどきですよね。人見知りのかたは、最初は大きい教会に行っても良いかもしれません。
大きい教会は、人の出入りも激しいですし、案内の人もしっかりいて、初めての人が行きやすいと思います。何よりも、こそっと後ろに座れるのがいいですね。
たとえば、荻窪にある天沼教会とかは、三育学院大学というキリスト教系の看護大学に隣接しているので、それこそ授業で大学生がよく訪れたりしています。
他にも教会はいっぱいあるので、調べてみてください!
よくある質問
- キリスト教を信じていなくても参加できるの?
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もちろん、参加できます。ただ儀式によっては、信仰を持っている人だけを対象としているものがあります。
- 参加するのに連絡は必要ですか?
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基本的には、必要ありません。
- 礼拝での服装や持ち物は?
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教会によって雰囲気も異なり、スーツや祭服を着て礼拝をする牧師もいれば、ジーンズで礼拝をする牧師もいます。初めての参加であれば、少し綺麗めな服装でいけば、間違いはないでしょう。
- 献金は必要ですか?
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献金はお気持ちですので、しなくても問題ありません。また、金額も100円から1,000円と信徒によってもまちまちで、その金額に応じて何かがあるわけでもありませんので、心配しなくても大丈夫です。
礼拝に参加すると
さて、教会のとびらを開けて、ドキドキの受付に行くと、たいていの場合「週報」というプログラムや小さなプレゼントをもらったりします。
あとは、ご芳名帳とかに名前を書いてくださいと言われることがありますが、とくに住所とか電話番号とかは書く欄があっても書かなくて大丈夫です!
もしかすると、小さい教会だと、「本日は、〇〇さんがきてくださいました。歓迎いたします」パチパチパチ〜。みたいなのが、そのあと待っているかもしれません。。。
ふー、と一息ついて席に座ると、いよいよ礼拝です。
ちなみにですが、礼拝に持ってきたほうがいいものは基本的にはないです。
借りようと思えば、教会で聖書とかも借りることができますし、教会の人も慣れているので、頼めば貸し出し用のものをすぐに持ってきてくださいます。
それに、今はご年配の牧師先生もパワポを駆使しているので、前に映し出されるかもしれません。スクリーンに賛美歌の歌詞が出たり、お祈りと出たりして、プログラムのどこを今しているのかが分かるようになっているところが増えてきました。
プログラムは教会によって、違っていて、卒業式みたいに立ったり座ったりする教会や何かをみんなで唱える教会など、さまざまです。ただ、別についていけなかったとしても、他の教会の人たちは気にしていませんので、大丈夫です!
牧師のお話の聞き方
さて、立ったり座ったりして、変に緊張するときが終わると、いよいよ牧師のお話です。教会では、「説教」とか「メッセージ」と言われたりしています。
そして、ここからが本番です。
学校が求めてくるレポートは、このお話の感想を書くというものがほとんどです。
もしかすると、気合を入れて聞いてみても、何を言っているのか、わからないなんてこともあるかもしれません。
いや、何を書けばいいのさ!!!
そんなことを思いながら、いすに座っていると、気づいたら気持ちよく寝ていて、もう一度行く羽目にというのは避けたいところ。
説教のどこに注目をして聞いたら、レポートは書きやすいのでしょうか?
1. 出てきた聖書の箇所をメモってみる
王道の説教は、ポイントポイントで聖書の引用を紹介しています。なので、牧師が言っている「〜による福音書」とか「〜章〜節」とかを聞き漏らさず、メモっていくのも良いかもしれません。
その場で、聖書を開いて探すのはけっこう至難の業なので、無理にそのときに見つけたりせず、メモすることに集中するのもアリかもしれないです。
ちなみに、週報やプログラムにある「聖書朗読」はその説教のキーポイントの根拠となる聖句である可能性が高いので、要チェック!
そうして、メモした聖句をあとから見返すだけでも、なんとなく話が見えてくることがあるかも?
また、多くの教会では、貸出用の聖書がありますので、受付で言えば貸してもらえます。
2. 自分の体験談とか、感動する話とか、たとえ話をし始めたら、集中!
牧師が、自分の体験談とか、ちょっといい話とかをし始めたら、それはお話のポイントをわかりやすく説明しようとしているときです。
ここだけしっかり集中して聞けば、レポートはなんとか乗り越えることができるかもしれません。
多くの場合、お話の最初か最後にくることが多かったりもします!
3. あとで見返して、どうにかしちゃう
どうしても、わからない。聞き逃しちゃったと言う人は、あとで見返してもいいかもしれません。
今の時代、どこの教会もメッセージをYouTubeでライブ配信していたりします。それを見てもいいですし、勇気のある人は牧師に言って、原稿をもらってもいいかもしれません。
牧師によっては、一字一句の原稿をしっかり書いているので、それを読めばレポートもサクサクです。
若い人が教会に来てくれて、説教の原稿が欲しいですと言ってくれて、嬉しくない牧師はいないです(たぶん)!勇気を出してお願いするのもいいかもしれません。
礼拝の流れをざっくり解説
教会の受付で配られる「週報」とは?
教会の礼拝に出席したことがある方の中には、受付で「週報」と呼ばれる配布物を受付担当者から手渡されたことがある方がいると思います。
週報には多くの場合、その日の礼拝の式次第やプログラムが記されています。各プログラムの開始時間や流れ、担当者などの情報もここに載っています。
教会ごとに独自のプログラムが行われていたり、プログラムの流れが異なっていたりすることがありますので、初めて行かれた教会では週報を見ながら集会に参加すると、次にどのようなことが行われるのかが分かるはずです!
また週報には、教会から礼拝出席者に対するさまざまな案内やお知らせなどが記載されています。
具体的には、近々行われる教会の行事、教会員の訃報、前の週の礼拝出席者数や献金の金額などです。
これらを週報に明記して配ることで、礼拝出席者が教会についての情報を共有することができるようにしています。
礼拝の内容と流れ
上の画像左側の中央に「礼拝」と太文字で書かれていると思います。ここから下に書いてある内容が、礼拝の一連の流れとなります。教会によって多少異なる事はありますが、礼拝では主に「讃美」「お祈り」「メッセージ(説教)」「献金」が行われ、以下のような流れになります。
- 前奏
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「ピアニスト」と書いてある部分、奏楽が流れ、礼拝の始まりに神様に気持ちを向ける時間のことです。
- 頌栄、讃美歌
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讃美歌を歌う時間のこと。歌、音楽を通して神様を礼拝する時間になります。
- 前祷、祈祷、終祷
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お祈りのこと。その日の説教者や司会者が代表してお祈りします。
- 聖書朗読
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その日のメッセージの中心となる聖書の聖句を朗読する時間です。
- 献金
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献金用の袋やかごが回ってきます。強制ではありませんので、回ってきた袋にお金を入れなくても大丈夫です。
- 説教
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牧師やその日の説教者が聖書からメッセージを語る時間となります。
お祈りとは
礼拝のプログラムの中で行われるお祈りは、前に立つ司会者や牧師が代表で祈ることがほとんどで、黙祷の姿勢で参加するのが一般的です。
また教会によっては、ひざまずいてお祈りする教会もありますが、強制ではありません。
賛美歌とは
賛美歌は、その名のとおり、神を讃える歌のことです。
教会のスタイルによって、さまざまで厳かにオルガンの音色に合わせて歌う教会もあれば、ピアノやギターで歌う教会もあります。
また、聖歌隊がいる教会がいれば、バンドが賛美をリードしている教会もあります。
賛美をするときに、みんなで起立する教会もあり、戸惑うかもしれませんが、無理に歌わなくても大丈夫です。
伝統的なスタイルの礼拝で使われている賛美歌は、初めての人でも知っていたり、歌いやすい曲が多いので、みんなと一緒に歌ってみてもいいかもしれません。
賛美歌は、みんなで神を讃えることを目的としているため、歌が上手くなくても心配無用です!
また、みんなで歌う賛美だけでなく、個人やグループで礼拝中に歌う「特別賛美歌」もあります。
献金とは
教会の礼拝に行くと、献金があるよね? あれって、支払わないといけないの?
いい質問だね! 献金について、考えてみよう!
教会の礼拝に参加すると、献金というプログラムがあります。
多くの場合、献金を集める担当の人たちが席をまわり、献金を集めます。
献金は義務なのか、どれぐらいをささげれば良いのか、なぜお金を払わなければならないのかなど、戸惑うかもしれませんが、強制ではありませんので、そのままスルーしても問題ありません!
では、実際に教会の礼拝に参加して、献金箱が回ってきたら、どのように対応すればよいのでしょうか。
もし献金をささげることに抵抗があるならば、献金をささげる必要はありません。周りの人もそのことを責めることはありませんので、次の人に献金箱を回してください。
また具体的な献金の金額については、決まった額はありません。自分で額を決めてささげて大丈夫です。
献金は「会費」や「参加費」のように、義務として支払うものではなく、神への感謝として行なうもので、献金の主な用途は、教会の運営と伝道(布教)です。
教会を運営する目的の一つは、その地域にあって、聖書に記されている神と、その神がわたしたちに知らせようとしているメッセージを伝えることにあります。
よくある質問
服装について
教会によって、来る人の服装もさまざまで、スーツの人が多い教会もあれば、ラフな格好の人が多い教会もあります。
牧師もスーツや祭服を着ている人から、ジーンズでメッセージを語る人など、教会によってさまざまです。
もし、周りから浮くことが怖いのであれば、少しかっちり目のよそゆきの格好であれば大丈夫です。また、男女ともに露出は控えたほうが周りから浮くことはないでしょう。
持ち物やマナーについて
聖書や賛美歌などは、教会に備え付けがあるため、持っていなくても大丈夫です。
また教会のマナーは多くはありませんが、礼拝中にスマホがならないようにマナーモードにすることや礼拝堂での飲食を避けるなどが挙げられます。
クリスチャンでなくても、参加していいの?勧誘されるのでは?
クリスチャンでない方でも、参加は問題ありません。また、行く前にアポイントなどを取る必要もありません。
歓迎されすぎて、引いてしまうこともあるかもしれませんが、それほど、新しい人が来てくれることは教会にとって嬉しいことなのです。
また多くの場合、数回行っただけで、迷惑行為になるほどの過度な勧誘が起こることはありません。
最後に
知らない教会の礼拝に出席することは、ドキドキが多いと思います。
最近は、YouTubeで礼拝の様子を見ることもできるので、行く前にチラッと見てから行ってもいいかもしれません!
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