ペトロの手紙1– tax –
迫害の中にある人々への励まし
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勝利と奉仕【ペトロの手紙1―生ける望み】#11
【中心思想】 キリストの苦難と死はクリスチャンに罪に勝利する力を得させてくれます。解放されたクリスチャンはもはや罪深い欲情の奴隷としてではなく、神のみこころに従って生きるのです。 【アウトライン】 罪に死ぬ(Iペテ4:1) 神に生きる(Iペテ4:2、3)... -
クリスチャンと苦難【ペトロの手紙1―生ける望み】#12
【アウトライン】 火のような試練(Iペテ4:12) キリストのために苦しむ(Iペテ4:13、14) 罪は苦難を招く(Iペテ4:15、16) 信者のさばき(Iペテ4:17) 不信者のさばき(Iペテ4:17~19) 人間はなぜ苦しむのか一人のやせ衰えた男がインドのウルベラにある森の木の下... -
最後の勧め【ペトロの手紙1―生ける望み】#13
【中心思想】 ペテロは長年の信仰の戦いを通して、すべての思いわずらいをイエスにゆだねることを学びました。1ペテロ5:6,7はペテロの楽観主義と確信をよく表しています。彼は私たち一人ひとりに対して、自分のように神の前に自らを低くし、すべての思いわ... -
【ペトロの手紙1・2】ペトロの人間性【概要】#1
【この記事のテーマ】 ペトロは、彼の名前が付いた二つの書簡(ペトロI・II)の著者です。彼はイエスの初期の弟子の1人であり、地上における公生涯の間、ずっとイエスとともにあり、空の墓を見た最初の弟子たちの1人でした。ですからペトロには、聖霊に導... -
【ペトロの手紙1・2】朽ちない財産【1章解説】#2
【この記事のテーマ】 聖書を、とりわけ一つの書やその一部分に焦点を合わせて学ぶときはいつでも、可能であれば、いくつかの質問が問われる必要があります。 第一に、対象とする読者がだれであるかを知るのは、良いことでしょう。第二に、おそらくもっと... -
【ペトロの手紙1・2】王の系統を引く祭司【1章解説】#3
【この記事のテーマ】 ペトロは、ユダヤ人の文化、宗教、歴史の中にどっぷり漬かっていたので、彼が手紙を書き送っている相手のクリスチャンを「聖なる国民、神のものとなった民」と呼んでいます。そうすることによって彼は、旧約聖書が古代イスラエルを指... -
【ペトロの手紙1・2】社会的関係【2章解説】#4
【この記事のテーマ】 ペトロの手紙は、当時の難しい社会問題のいくつかにも真正面から取り組んでいます。例えば、クリスチャンは抑圧的で腐敗した政府と——彼らのほとんどが当時体験していた異教のローマ帝国のような政府と——いかに共存すべきか、といった... -
【ペトロの手紙1・2】神のために生きる【3章解説】#5
【この記事のテーマ】 聖書記者たちは、人間が罪深いという現実を知っていました。知らないわけがありません。この世は罪のにおいであふれています。加えて、彼らは自分自身の罪深さも知っていました(Iテモ1:15参照)。それがどれほど深刻であるかも知... -
【ペトロの手紙1・2】キリストのために苦しむ【解説】#6
【この記事のテーマ】 キリスト教の最初の数世紀における迫害の歴史はよく知られています。聖書自身が、とりわけ使徒言行録が、教会を待ち構えていたことを垣間見せています。苦しみを伴う迫害は、ペトロが手紙を書き送っている先のクリスチャンたちの生活... -
【ペトロの手紙1・2】奉仕型の指導者【5章解説】#7
【この記事のテーマ】 成長している教会に関する研究は、たいてい効果的な指導者の重要性を浮き彫りにします。このような指導者は、神と御言葉からビジョンを得、福音の務めを実行するために霊的な賜物を用いる機会を教会員全員に与えます。 しかし、教会...