ローマの信徒への手紙– tax –
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ローマ7章の「わたし」とはだれか【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#8
【この記事のテーマ】 ローマ7章よりも論争を巻き起こしてきた章は、聖書の中にわずかしかありません。関連する問題について『SDA聖書注解』は次のように記しています。「その〔ローマ7:14〜25の〕意味は、ローマ書全体の中で最も議論されてきたことの... -
罪に定められることはない【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#9
【この記事のテーマ】 ローマ8章は、7章に対するパウロの答えです。ローマ7章においてパウロは、苛立ち、失敗、罪に定められること(有罪宣告)について述べています。8章では、罪に定められることは姿を消し、イエス・キリストによる自由と勝利に置き換わ... -
約束の子【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#10
【この記事のテーマ】 「『わたしはヤコブを愛し、エサウを憎んだ』と書いてあるとおりです。……神はモーセに、『わたしは自分が憐れもうと思う者を憐れみ、慈しもうと思う者を慈しむ』と言っておられます」(ローマ9:13、15) パウロはここで何について語... -
選ばれた者【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#11
【この記事のテーマ】 今回の研究は、11章に焦点を当てつつ、ローマ10章と11章を扱います。パウロの考え方を追い続けるためには、二つの章をすべて読むことが重要です。これら二つの章は、今までも、そして今もなお、多くの議論の焦点ですが、それらの議論... -
善をもって悪に勝つ【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#12
【この記事のテーマ】 パウロは律法に関するローマの信徒の誤った考えを捨てさせようとしていますが、彼はまた、すべてのクリスチャンを高い標準の服従へ招いてもいます。この服従は、私たちの心の中の内面的変化、つまり神に屈服した人の中で働かれる神の... -
クリスチャンの生き方【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#13
【この記事のテーマ】 私たちは今、ローマ書の研究の最後の部分にいます。これは宗教改革を生み出した書であり、ほかのどの書巻よりも、なぜ私たちがプロテスタントであるのか、またなぜそうあり続けなければならないのかを確かに示しています。私たちはプ...