祈りによって始める【祈りの7つの鍵】#2
朝ごとに
祈りの生活の7つの鍵、1つめは、「あなたの一日を祈りによってはじめなさい」です。
詩篇5篇3節には、次のようにあります。
主よ、朝ごとにあなたはわたしの声を聞かれます。わたしは朝ごとにあなたのためにいけにえを備えて待ち望みます。詩篇5篇3節(口語訳)
朝の時間には特別なものがあります。マナは朝に降ってきたのを思い出してください。太陽が出てくるころには、マナは溶けてしまいましたね。
つまり、朝の時間には、あなたが霊的に満たされ、霊的に交わり、霊的な糧となる窓のような特別な時間が設定されているのです。
静かな朝に神と時間を過ごすことができる時間として、わたしたちに日々、その窓は開けられているのです。
太陽が上がってしまうと、自分自身の人生においての心配事や責任などがわたしたちの祈りの時間を曇らせてしまうからです。
最初の務め
毎朝、神に自己をささげ、これを最初の務めとして、次のように祈りましょう。「主よ、しもべを全くあなたのものとしてお受け入れください。私のすべての計画をあなたのみ前におきます。どうか、しもべを今日もご用のためにお用いください。どうか、私と共にあって、すべてのことをあなたにあってなさせてください」と。これは毎日のことです。毎朝、その日一日、神に献身して、すべての計画を彼にお任せし、摂理のままに実行するなり、中止するなりするのです。こうして、日ごとに生涯を神のみ手にゆだねるとき、しだいにあなたの生涯がキリストの生涯に似てくるのです。
ですから、毎朝起きてすぐ、その日一日の自分を神にささげましょう。もしかしたら、バプテスマを受ける期間はそうしたかもしれませんし、先週そうしたという方もおられるかもしれませんが、これは日々行う大切なことだということ覚えておきましょう。
「主よ、どうぞ今日のわたしを受け入れて下さい。わたしの心をあなたにささげます」神に祈るのです。これは一日を神とともにはじめ、そして、自分自身を神にささげるという、とても大事な原則であります。