友として語り合う【祈りの7つの鍵】#5
祈りの日記
より実践的な祈りの鍵をお伝えします。それは、あなたの祈りを日記に記すことです。
あまり眠れなかった次の日の朝などは、祈っていても、その最中になんだかぼーっとしてきて、寝てしまう時はありませんか?
わたしもそのような状態になることが時々ありました。
しかし、祈りの日記をつけるという方法を学んでからは、そのようなことがなくなったのです。
祈りの生活の7つの鍵、4つめは、「祈りの日記をつける」です。
これは、祈りをそのまま書き留めるだけです。
詩篇の多くの箇所は祈りですし、ダニエル書9章なども祈りです。祈りを書き留めることは、とても聖書的な方法です。こうすることで、毎朝の祈りに集中することができます。
友として
祈りの生活の7つの鍵、5つめは、「神と友として語り合うこと」です。
祈りとは、友だちに語るように、心を神に打ち明けることです。
エレン・ホワイト『キリストへの道』祈りの特権
これは大事な原則です。なぜなら、時にわたしたちは、祈りの中で形式的になってしまい、神にありのままを打ち明けることが出来なくなるからです。
わたしたちの祈りがいい加減なものではあってはいけませんが、ダビデの書いた詩篇のように、心から彼が感じるままに神に語っても良いのです。
それは神との会話であって、ダビデと神の親密な関係があらわれています。そして、わたしたちの祈りもそのようでなくてはならないのです。
あなたの人生の中で、人間関係において、大きな影響を与えた会話を思い出してみてください。
会話はつながりですから、もし、会話がなければ、そこには何のつながりもないのです。
多くの人は祈りにおいて神と語り合う時、形式的になりすぎて、つながりを具体的に実感するのが難しくなっています。
わたしたちは「自分は神とつながっている」と言いますが、その意味は何なのでしょうか。
もし、会話がなければ、そこには何のつながりもありません。ですから、祈りは神との大切な会話であり、大切なつながりを示すものです。
誰かとつながるために会話をする。それと同じ原則に基づき、わたしたちは祈りの生活の中で神とつながりを持つのです。
親しい関係になるために
親しい関係になるためには、一日を通して定期的に会話をすることが大切です。神との関係も同じです。
祈りの生活の7つの鍵、6つめは、「一日に何度も祈ること」です。
テサロニケ第一の手紙5章17節には、「絶えず祈りなさい」とあります。
道を歩いていても、仕事の合間でも、どんな困難な状況にいても、神の知恵が必要なときはいつでも、わたしたちは祈りをもって、自分の心を神にささげることができるのです。