民数記– tax –
建国までの旅路の終わりの物語
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モーセとアロンの罪【民数記―放浪する民】#9
【この記事のテーマ】 何年か荒れ野を放浪した後で、イスラエルはついに約束の地の南の境界にあるカデシュ・バルネアに到達します。これまでのさまざまな経験、主から受けた厳しい教訓、さらには公然と反逆した者たちに下った強力な裁きのことを考えると、... -
預言者の「常軌を逸した行い」【民数記―放浪する民】#10
【バラムの物語】 バラムの物語はよく知られていて、たとえば次のような冗談としても用いられるほどです。「神はバラムのロバを通して語られるとすれば、これこれによっても語れるはずだ」 しかしながら、ある意味で、この物語には何らおかしなところはあ... -
国境における不道徳【民数記―放浪する民】#11
【この記事のテーマ】 ここにもまた、民数記に流れている同じテーマを見ます。つまり、神の民は神の明らかで力強い導きのもとにあって、なお誤った選択をし、信仰の足りなさを露呈し、はなはだしい不従順に陥っています。神の当初からの望みはイスラエルを... -
第二世代─訓戒【民数記―放浪する民】#12
【この記事のテーマ】 約束の地に入ることを拒んだ反逆的な世代はそこに入ることがないという主の言葉の通り、主はいま新しい世代を同じ地の国境にまで導かれました。主はそこで、モーセと大祭司エルアザルとに命じて、「兵役に就くことのできる」20歳以上... -
逃れの町【民数記―放浪する民】#13
【この記事のテーマ】 神は御自分の約束されたものをすべて忠実に果たされましたが、イスラエルの民、特にその第一世代は、忠実に従わず、ついには──与えられた土地を受け継ぐことなく──ヨルダンの東岸の寂しい荒れ野で死にました。それは、逃れるべき地で...