聖書の教え– tax –
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良心の声と面目
先週に続いて、領主ヘロデ・アンティパスと洗礼者ヨハネのお話です。ある時、宴会の席で妻へロディアは娘を利用してヨハネの首を要求します。そしてヘロデはヨハネの首を刎ねてしまいます。この時の娘がサロメです。 -
人生の三つの坂
昔、結婚式では「人生の三つの坂」という訓話がおじさんや上司によって新婚夫婦になされました。上り坂、下り坂、まさかの三つの坂です。今も昔も私たちの人生には思いがけない事が起こりえます。その時、あなたはどうされますか? 聖書の詩篇23篇はそこを教えています。 -
やもり
夏の夜、窓にピタッと張り付いている小さな生き物。明かりによってくる虫を素早く捕食し、糧としていますが、外敵には何の攻撃手段も持たない弱い生き物です。そんなヤモリですが、彼らは王宮にも住んでいると聖書は語ります。 -
父からの手紙
2003年、国連職員のジャン・セリム氏は、バグダッドに入った翌日に爆弾テロの犠牲となりました。33才でした。彼は生前、まだ生まれていない我が子のために手紙を送りました。 -
楽しいとき
こんな詩がありました。 「本当に楽しい時はいつか? それは心が一つになった時だ」夢中になる、無我夢中、物事に没頭す時...、大人になるにつれて利益や評価などが気になり始め、心が散乱します。 私たちは子供の頃のように、純粋に物事を楽しむという事を取り戻せるのでしょうか? 聖書は「できる」と約束しています。 -
軸の定まった独楽
あなたの人生は思うように進んでいますか? 藤田牧師が独楽の例を挙げていますが、軸が定まっておりますと、ブレることなく、楽に長く、そして強く生かされます。人生の軸とは何でしょうか? キリストの教えからそれを考えてみましょう。 -
諦念の思想
稲田牧師が仏教とキリスト教の違いを説明しています。違いの一つは「あきらめ」であるそうです。聖書の中には苦しみを抱えた人間が「主よ、これはいつまでなのですか?」と問う問答がありますが、日本人から見ますとあきらめが悪いと見えるかもしれません。 -
いなご
旧約聖書・箴言30章に出てくるイナゴのお話です。ここには「いなごには王はないが、隊を組んで一斉に出動する。」と書かれています。一匹だけだと何ということもない虫ですが、大量発生して一群となると人間にとっても脅威となります。その中にリーダーがいないにもかかわらずです。 -
マジメも休み休み
「マジメにやれ!」とはよく言われますし、マジメな人は尊重されますし、マジメとは良い事なのですが...、しかしそれも行き過ぎる場合があるようです。 -
矛盾を超えて
何年か前、稲田牧師は当時高校生だったお嬢さん達と東京大学のキャンパスを訪れました。安田講堂の前では、機動隊と学生の攻防戦があったことを話しました。お嬢さん達は、学生が権力側と激しくぶつかった時代があったことを強烈な印象をもって受けとめたようです。