聖書の教え– tax –
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「できれば」
悪い霊に取り憑かれた男の子を助けようと、イエスの弟子たちが挑みますが出来ません。そこに、イエスが山から戻って来られました。男の子の父親はイエスに助けを求めます。「おできになるなら、わたしどもを憐れんでお助けください。」イエスは答えます「『できれば』と言うか。信じる者には何でもできる。」 -
原初的なもの
「うじがわく」と言いますように、虫や小さな生物は勝手に土の中から生じて来ると思われている時代がありました。しかし今ではこの様に考えられています。「生物は、自然発生しません。生物は生物からしか生まれないのです」これが大原則です。生物の発生について考えてみましょう。 -
感謝と忠誠
聖書には、どんな時でも守り、助け、救い出してくださる方がいる、と記されています。 旧約聖書の中のイザヤ書には、この様にあります。 「わたしはあなたたちの老いる日まで、白髪になるまで、背負って行こう。わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す。...」 -
伝道の書
旧約聖書に「伝道の書」という書簡があります。その最後の章ではこのように述べられています。「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、年が寄って『わたしには何の楽しみもない』と言うようにならない前に...」 -
天は人の上に
福沢諭吉の「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という言葉は有名です。実はこの言葉は「...と言えり。」で終わる引用文なのだそうです。そして、その引用元はアメリカの独立宣言だという事です。 -
乗車するか否か
現代はスピード時代です。スピードが求められます。しかし、時間をかけねばならない事もあります。エジプトで奴隷生活をしていたイスラエルの民を解放するために選ばれた指導者は、モーセでした。王宮から逃げた彼は羊飼いとして40年訓練されてから解放の働きに召されたのです。 -
死者の中からの復活
弟子たちの心は揺らぎます。自分達の思い描いていた事と、イエスが語られた今後の事が、大きく食い違うからです。弟子たちはイエスの語られる事が理解できない中においても、自分達の思いを否定したくはありませんでした。 -
花嫁の家
老齢で亡くなる場合、誕生日前は少なく、誕生日後に亡くなる人が多いそうです。修道女で「あなたは幸せですか?」の質問に否定的な答えをした人の平均寿命は86歳で、「幸せだ」と答えた人の平均寿命は94歳だったそうです。これらは何を意味しているのでしょうか? -
悩みの時
ここ数年「断捨離」や「ミニマリスト」という言葉をよく聞きます。人間が幸せに生きるためには必用最低限な物で十分だ、という生き方です。 みなさんは、物を手放すことが得意でしょうか? それとも、なかなか手放せずに、いつまでもとっておくタイプでしょうか? -
希望の教会
20世紀が終わろうとしている1998年。ある財団が、日・中・韓・米の中高校生それぞれ2000人ずつにアンケートを行いました。 まずは「人類にとって21世紀は希望のある社会になるだろうか」という問いに対し、イエス、と答えた人数を国別に比較してみます。