ガラテヤの信徒への手紙– tax –
論争が巻き起こった教会に対してパウロが送った手紙
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十字架を誇る【ガラテヤの信徒への手紙における福音】#14
【この記事のテーマ】 ガラテヤ書に関する今期の研究は、真剣なものでした。というのも、この手紙そのものが真剣な内容だからです。パウロは、自分の召しを知り、彼が説いた真理(つまるところ、彼が何度も言っているように、その真理は主から来たものでし... -
福音と教会【ガラテヤの信徒への手紙における福音】#13
【この記事のテーマ】 ある農夫たちが、彼ら自身のために一番大きな野菜は残しておき、小さめのその野菜を〔種イモのように〕種として植えることにしました。期待外れの収穫が何回か続いたあと、彼らは、自然が彼らの農作物をビー玉ほどの大きさにまで小さ... -
聖霊によって生きる【ガラテヤの信徒への手紙における福音】#12
【この記事のテーマ】 ロバート・ロビンソンの「恵みの泉よ」(『希望の讃美歌』340番)は、最も愛されているキリスト教の賛美歌の一つでしょう。しかし、ロビンソンは必ずしも信仰の人ではありませんでした。父親の死が彼に怒りを残し、彼は放蕩と酒にお... -
キリストによる自由【ガラテヤの信徒への手紙における福音】#11
【この記事のテーマ】 パウロはガラテヤ2:4において、私たちがキリストによって得ている「自由」を守ることの重要性に少し触れています。しかし、彼がしばしば語る自由とは、どういう意味なのでしょうか。この自由には、どのようなものが含まれるのでしょ... -
二つの契約【ガラテヤの信徒への手紙における福音】#10
【この記事のテーマ】 旧約聖書の権威を否定するクリスチャンは、シナイでの律法の授与が福音と矛盾している、としばしば考えます。そして彼らは、シナイで与えられた契約は、救いが律法への服従に基づいていた人類史の一期間、一時代をあらわしているのだ... -
パウロの牧会的訴え【ガラテヤの信徒への手紙における福音】#9
【この記事のテーマ】 これまで見てきたように、パウロはガラテヤの人たちに遠回しな言い方をしませんでした。しかし彼の強い言葉は、自ら設立した教会の霊的幸福に対して彼が感じた情熱、霊感による情熱を反映したものにすぎません。ガラテヤ書は、パウロ... -
奴隷から相続人へ【ガラテヤの信徒への手紙における福音】#8
【この記事のテーマ】 今週の聖句ガラテヤ3:26〜4:20、ローマ6:1〜11、ヘブライ2:14〜18、4:14、15、ローマ9:4、5 パウロはガラテヤの人たちに、奴隷として行動するのではなく、あらゆる権利と特権を持つ神の息子、娘として行動しなさい、と述べてい... -
信仰への道【ガラテヤの信徒への手紙における福音】#7
【この記事のテーマ】 伝書鳩は1日に数百キロも飛び、驚くほどの正確さで目的地に到着できる能力で昔から知られています。しかし、最も優れた伝書鳩でさえ、時折方向がわからなくなり、出発点へ戻って来ないことがあるのです。最悪の事件がイギリスで起こ... -
約束の優先権【ガラテヤの信徒への手紙における福音】#6
【この記事のテーマ】 ある人がかつて政治家に尋ねました。「あなたは選挙運動の期間中に約束したことをすべて守ってきましたか」。すると政治家は、「ええ、まあ、少なくとも、私が守ろうと思った約束はすべて……」と答えたのです。 さまざまな時に、約束... -
旧約聖書の信仰【ガラテヤの信徒への手紙における福音】#5
【この記事のテーマ】 1人の少年が小さな舟を作りました。ペンキを塗り、きれいに仕上げました。ところがある日、だれかがその舟を盗み出したのです。少年は心を痛めました。 そんなある日、1軒の質屋の前を通りがかったとき、彼は自分の舟を見つけました...
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