エレミヤ書– tax –
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象徴的な行動【エレミヤ書】#6
【この記事のテーマ】 聖書を学ぶ者ならだれもが、聖書には象徴(概念や考えをそれ以外のものであらわしたもの)があふれていることを知っています。例えば、地上の聖所の奉仕は、その全体が救済計画の象徴的な預言でした。「ユダヤ制度の意義は、まだ一般... -
危機は続く【エレミヤ書】#7
【この記事のテーマ】 神の僕の苦労と試練は続きます。実際のところ、エレミヤ書の大半が扱っているのは、愛と憂慮のゆえに主が民に伝えようとなさっていた言葉を彼らに聞いてもらおうとして、この預言者が直面した難題と葛藤です。 もし民がエレミヤの言... -
エレミヤのくびき【エレミヤ書】#9
【この記事のテーマ】 すでに触れたように、神の預言者たちは言葉を通してだけでなく、実物教訓を通しても宣べ伝えました。ときとして、彼らはメッセージのままに生きなければなりませんでした。それは、要点を伝えるためのもう一つの方法でした。 そうい... -
エルサレムの破壊【エレミヤ書】#10
【この記事のテーマ】 「わずか数年のうちに、バビロンの王は、悔い改めないユダに対して神の怒りの器として用いられるのであった。エルサレムは幾度となく、ネブカデネザルの軍勢に包囲、攻略、侵入されるのであった。初めのうち数は少なかったが、後には... -
契約【エレミヤ書】#11
【この記事のテーマ】 聖書は「契約」という言葉を複数形で記していますが(ロマ9:4、ガラ4:24)、基本的な契約は一つしかありません。それは、信仰によって求める罪人に神が救いを与えられるという恵みの契約です。複数形の「契約」という考え方は、さ... -
エジプトへ戻る【エレミヤ書】#12
【この記事のテーマ】 今回の研究は、預言者エレミヤの物語の結末へと私たちを導きます。しかしそれは、「そして、みんなずっと幸せに暮らしました」というような結末ではありません。ある意味において、今回の研究やエレミヤ書の大部分を要約すれば、「私... -
エレミヤ書からの教訓【エレミヤ書】#13
【この記事のテーマ】 私たちのエレミヤ書の研究もいよいよ最後です。それは一つの冒険であり、多くの感情やエネルギーがこの預言者の物語の中で費やされてきました。 あらゆる預言者と同様、エレミヤはこの書を世間から孤立して書いたのではありません。... -
【エズラ記とネヘミヤ記】歴史を理解する─ゼルバベルとエズラ【解説】#1
【この記事のテーマ】 神はエレミヤが書いた物の中で、御自分の民がバビロンで70年間捕囚となったのち、故郷に帰還する、と約束しておられました。キュロス王は、この帰還を認めるための神の器でした。神によって油を注がれたキュロス(イザ45:1)は、紀...