2章– tax –
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『ヨハネの手紙I』の重要なテーマ【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#11
【この記事のテーマ】 2001年9月11日にニューヨークとワシントンD.C.を襲ったテロ攻撃のあらゆる悲劇の中にも、一つの積極的な新事実を見ることができます。多くの人々にとって、それは道徳的相対主義の終焉を告げるものでした。真っ昼間にテレビの画面... -
【コヘレトの言葉】「目に望ましく映るもの」【2章、3章解説】#3
【この記事のテーマ】 「いやはや、これまで哲学も、法律学も、医学も、 むだとは知りつつ神学まで、営々辛苦、究めつくした。その結果がどうだといえば、 昔に較べて少しも利口になってはおらぬ」 (ヨーハン・ゲーテ『ファウスト』12ページ、高橋義孝訳... -
【エゼキエル書】悲劇が起こるとき【1章解説】#1
【悲劇はすべての人にのぞむ】 罪にゆがめられた世界にあって,これは当然のことです。なぜ逆境が訪れるのでしょうか。それに積極的に対処するためにはどうしたらよいでしょうか。神は恵みによって逆境を私たちの幸福と人々の救いに変えてくださるでしょう... -
【エゼキエル書】わたしはあなたと共にいる【1〜3章解説】#2
【愛にみちた神の関心】 たとえ状況がそうであったとしても, 神がご自分の民をお捨てにならないということがどのようにしてわかるでしょうか。たとえ気分的に落ち込んでいても,希望がないわけではないということがどのようにしてわかるでしょうか。多く... -
初期の地球【創世記―起源と帰属】#3
【この記事のテーマ】 万物の創造について述べた後で、モーセは人間と人間を取り巻く環境について述べています。創世記1章は万物がどのようにして創造されたかについて記していますが、創世記2章は人間が人間たるゆえんについて説明しています。もし創世記... -
神の陳列棚【ペトロの手紙1―生ける望み】#6
【中心思想】 地上の罪深い国民の中から、キリストは一つの民を選び、それを忠実な祭司、新しい聖なる国民とされました。聖なる国民の一人、神ご自身の民の一人となる機会を無にするのはだれでしょうか。 【アウトライン】 罪を捨てる方法(Iペテ2:1) 言葉... -
市民としての責任【ペトロの手紙1―生ける望み】#7
【中心思想】 この世において天の王を代表するクリスチャンは、日常生活のなかでイエスを見習うことによって、人々にイエスを伝える者とならなければなりません。 【アウトライン】 堕落した性質に対する警告(Iペテ2:11) 未信者のなかで生きる(Iペテ2:12) ... -
御足の跡を踏み従う【ペトロの手紙1―生ける望み】#8
【中心思想】 キリストは十字架上で私たちの罪のための刑罰を受けられたゆえに、私たちをゆるし、私たちに勝利させてくださいます。また、私たちがキリストのために耐え忍ぶことのできる力を与えてくださいます。 【アウトライン】 キリストの罪なき模範(I... -
ダビデの子【マタイによる福音書—約束されたメシア】#1
【この記事のテーマ】 聖霊による霊感を受けて、マタイは一つの系図——普通の系図ではなく、イエス・キリストの系図——によって彼の福音書を始めました。しかもその系図は、大抵の人が自分の祖先だと必ずしも認めたがらない人たちを何人も明らかにしているも... -
奇跡を行う【マルコ—マルコの見たイエス】#2
【この記事のテーマ】 行動の人 短い序文の後で、マルコはガリラヤにおけるイエスの伝道について記しています。彼は一連の、短い、行動中心の人物描写をしていますが、それはテンポの速いテレビの報道番組を見るようです。 ここでも、マルコの描写をほかの...