32章– tax –
-
【創世記の解説】起源と帰属(2006年4期ガイド解説本より)
【第1課 世の帰属】 南アフリカの作家ローレンス・バンデルポストは居間のテーブルの上に一つの石を置いていました。この「不思議な黒い石」の由来について尋ねられると、「この石はアフリカの地下4500メートルのところから出たものだ」と答えたものです... -
【出エジプト記・民数記】シナイにおける律法と愛【解説】#8
【中心思想】 神は私たちひとりびとりを神の「特有な」民、特別な民として召しておられます。神は私たちが特別に価値があるから選んだのではなく、ただ神ご自身の裁量によって私たちを選び、私たちと契約を結ばれたのです。それによって神は私たちの神とな... -
【出エジプト記・民数記】カナンへの最後の準備【解説】#13
【中心思想】 旧約聖書の中でイスラエルになされている約束の多くは、終末時代において霊的イスラエルに成就します。彼らの直面した誘惑に、今日の私たちも直面します。彼らの受けた助けを、今日私たちも受けることができます。彼らがカナンに入るためにな... -
【列王記・歴代誌】南王国の滅亡ー反逆と改革【解説】#13
【この記事のテーマ】 「彼らはわたしの民となり」 「しかし今や、お前たちがバビロンの王、剣、飢饉、(ききん)疫病に(えきびょう)渡されてしまったと言っている、この都について、イスラエルの神、主はこう言われる。『かつてわたしが大いに怒り、憤り、... -
【申命記】モーセによる歴史の教訓【解説】#2
【この記事のテーマ】 「モーセは……これらの言葉を告げた」(申1:1)で始まる申命記は、その初めからモアブの地での彼の死に至るまで(申34:5)、モーセの存在が顕著ではありますが、(聖書全体がそうであるように)紛れもなく主イエス・キリストを証し... -
第二世代─訓戒【民数記―放浪する民】#12
【この記事のテーマ】 約束の地に入ることを拒んだ反逆的な世代はそこに入ることがないという主の言葉の通り、主はいま新しい世代を同じ地の国境にまで導かれました。主はそこで、モーセと大祭司エルアザルとに命じて、「兵役に就くことのできる」20歳以上... -
ヤコブ、イスラエルとなる【創世記―起源と帰属】#11
【この記事のテーマ】 メソポタミアにおけるヤコブの20年間の奉仕は嫉妬と争い、策略によって特色づけられていました。二人の姉妹が互いに相手よりも多くの息子を産むことによって夫の愛情を勝ち取ろうとします。義理の息子と義理の父が互いにだまし合って... -
祈りの預言者【エレミヤ書、哀歌―神の計画と私たちの役割】#5
【中心思想】 神が私たちのすべてを知っておられるとすれば、なぜ祈る必要があるのでしょうか。他者のための祈りが神に受け入れられるのはなぜでしょうか。 【アウトライン】 祈ることを教えてください(エレ3:22~25) イスラエルの望み(エレ14:7~9) 民の... -
エリフの怒り【ヨブ記】#10
【この記事のテーマ】 ヨブとこれら3人の友人との論戦の中には、ときとして賢明で、美しく、深く、真実な言葉が含まれていました。人々はなんとしばしばヨブ記から、しかもエリファズやビルダドやツォファルの言葉からさえ引用することでしょう。それは、...
1