5章– tax –
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忠実な祭司イエス【ヘブライ人への手紙】#6
【この記事のテーマ】 神と私たちとの間に存在する深い淵は、罪によるものです。この問題の複雑さは、更に罪が人間の性質を堕落させたことにあります。神は聖であり、罪は神の御前に存在することはできません。堕落した人間の性質は、人を神から引き離しま... -
安息の与え主イエス【ヘブライ人への手紙】#5
【この記事のテーマ】 ヘブライ1章と2章はイエスの天の王、神の民の解放者としての即位式に焦点を当てていましたが、3章と4章はイエスを、私たちに安息を与えるお方として描いています。この焦点の変化は、神が約束の王を与え、神の民に敵からの「安らぎ」... -
私たちの忠実な兄弟イエス【ヘブライ人への手紙】#4
【この記事のテーマ】 ヘブライ1章は、神の御子としてのイエスは、天使たちを治める者であり、同時に「神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れ」(ヘブ1:3)であると述べます。ヘブライ2章では、イエスは人の子として生まれ、わずかの間、天使たちよ... -
ヘブライ人への手紙のメッセージ【ヘブライ人への手紙】#2
【この記事のテーマ】 ヘブライ人への手紙から数十年が過ぎた紀元100年頃に書かれたユダヤの文書に、次のような祈りが含まれていました。「主よ、これがすべてあなたのみ前に私が語った言葉です。あなたは私たちのためにこの世界を創造したと仰せになりま... -
教会の権威と懲戒【テサロニケの信徒への手紙1,2】#11
【普遍的な神の支配】 神の物質的な世界である宇宙は、予測可能な、信頼できる、矛盾しない法則に従って動いています。神は、ご自分の霊的な世界である教会が権威と懲戒という同じ法則によって導かれるように望んでおられます。 【アウトライン】 1. ... -
和合して生きる【テサロニケの信徒への手紙1,2】#10
【パウロの最大の関心】 テサロニケ人への二通の手紙において学んできた教理的、預言的教えは、若いテサロニケ教会に対するパウロの教えの中で重要な意味を持っています。しかしながら、テサロニケ人に対する彼の最も大切な教えは実際的な信仰に関するもの... -
希望に満ちた約束【ミカ書―今は備えの時である】
【中心思想】 災いと危機に満ちた終わりの時にも、神はご自分の教会をお見捨てになることはありません。このような神の忠誠に対して、私たちはどのように応答したらよいのでしょうか。 【アウトライン】 エルサレムに中心を置く神の王国(ミカ41~5) 捕囚... -
勝利の叫び【ヨシュア記―神の安息に入る】#6
【アウトライン】 主の軍勢の将と会う(ヨシ5 :13~15) 神の戦術(ヨシ6:1~7) 角笛と沈黙(ヨシ6:8~15) 勝ちどき(ヨシ6:1,6~20) 「奉納物」、「遊女」、「英雄」(ヨシ6 :22~27) 【ヨシュアは攻めた】 「ヨシュアはエリコを攻めた。ヨシュアはエリコ... -
教会生活【テサロニケの信徒への手紙I、II】#10
【この記事のテーマ】 パウロは『テサロニケの信徒への手紙I』を17の勧告(Iテサ5:12~22)と、それに続く締めくりの祈り(Iテサ5:23~27)をもって結んでいます。今回の研究は指導者に対する教会員の態度に関する三つの勧告をもって始まります(Iテ... -
終末の諸事件【テサロニケの信徒への手紙I、II】#9
【この記事のテーマ】 今回の聖句でも、再臨が主要なテーマですが、焦点が変わっています。パウロはここで、イエスの再臨についての詳細を明らかにするよりも、むしろ再臨(と、それにともなう裁き)の光に照らして絶えず準備をする必要性について述べてい...