マルコによる福音書– tax –
-
マルコ【イエス・キリストの福音】#4
【第9章 神殿にて対峙されるメシア(マルコによる福音書11章27節~12章44節)】 11章から13章の中に、マルコは主イエスの最後の御教えを記録しております。ここは二つの部分に分けることができます。すなわち、公衆を対象とした11章27節から12章44節まで... -
マルコ【イエス・キリストの福音】#1
【初めに】 何年か前のこと、ワシントン・ポスト誌が3ページに及ぶ特別記事を掲載したことがあります。驚いたのはその記事の長さではありません。というのは、ポスト誌は広範囲にわたる報道の扱いをすることで知られていたからです。わたしを驚かせたのは... -
マルコ【イエス・キリストの福音】#2
【第3章 闘争の人(マルコによる福音書2章23節~3章35節)】 文字化されて描かれているイエス像のほとんどのものに、わたしは問題を感じています。主イエスは柔らかな人に過ぎ、しかも軟弱にさえ描かれているように思えます。これらの傾向ははるかに遡っ... -
マルコ【イエス・キリストの福音】#3
【第6章 不可思議な救世主(マルコによる福音書7章24節~9章13節)】 人々がイエスを、理解したと思ったときにはいつでも、主イエスは、その御言葉、あるいはその行為によって、その人々を驚かせまたショックさえ与えました。 そして、このようなことを主... -
第1の弟子、ペテロ【ペトロの手紙1―生ける望み】#1
【中心思想】 今日の私たちに対してもそうであるように、イエスはペテロと共に働かれました。そして、彼のうちにある良いもの、価値あるものを強め、粗野なもの、有害なものを除去されました。 【アウトライン】 使徒たちの代弁者(マタ16:13~20) 使徒た... -
御子イエスの紹介【マルコ—マルコの見たイエス】#1
【この記事のテーマ】 四つの記録、ひとりの主 四福音書の著者はそれぞれに聖霊の霊感を受けて、イエスの生涯と働きのある点を特に強調しています。彼らはみな、これから記述する内容を暗示するような言葉をもって福音書を書き始めています。マタイの最初... -
奇跡を行う【マルコ—マルコの見たイエス】#2
【この記事のテーマ】 行動の人 短い序文の後で、マルコはガリラヤにおけるイエスの伝道について記しています。彼は一連の、短い、行動中心の人物描写をしていますが、それはテンポの速いテレビの報道番組を見るようです。 ここでも、マルコの描写をほかの... -
安息日のいやしと頑迷な心【マルコ—マルコの見たイエス】#3
【この記事のテーマ】 問題が持ち上がる すぐに、イエスの言動をめぐって論争が持ち上がりました。無理もないことです。だれでもイエスの言われたようなことを言い、イエスのなされたようなことをするなら、論争になるのも当たり前です。 問題はそれだけで... -
ガリラヤ湖のほとりで【マルコ—マルコの見たイエス】#4
【この記事のテーマ】 ガリラヤの人イエスは高地にある小さな町ナザレで育ちましたが、ナザレよりもカファルナウムを伝道の基地とされました(マルコ2:1)。カファルナウムはガリラヤ湖の北端にある町で、漁業の中心地でした。イエスが伝道旅行を終えて帰... -
ガリラヤの対立【マルコ—マルコの見たイエス】#5
【この記事のテーマ】 闇の中の光 「後には、海沿いの道、ヨルダン川のかなた異邦人のガリラヤは、栄光を受ける。闇の中を歩む民は、大いなる光を見死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた」(イザ9:1、2)。 イエスはこの預言を実現されました。罪と病、...
12