マルコによる福音書– tax –
マルコによって描かれた最も短い福音書
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御子イエスの紹介【マルコ—マルコの見たイエス】#1
【この記事のテーマ】 四つの記録、ひとりの主 四福音書の著者はそれぞれに聖霊の霊感を受けて、イエスの生涯と働きのある点を特に強調しています。彼らはみな、これから記述する内容を暗示するような言葉をもって福音書を書き始めています。マタイの最初... -
奇跡を行う【マルコ—マルコの見たイエス】#2
【この記事のテーマ】 行動の人 短い序文の後で、マルコはガリラヤにおけるイエスの伝道について記しています。彼は一連の、短い、行動中心の人物描写をしていますが、それはテンポの速いテレビの報道番組を見るようです。 ここでも、マルコの描写をほかの... -
安息日のいやしと頑迷な心【マルコ—マルコの見たイエス】#3
【この記事のテーマ】 問題が持ち上がる すぐに、イエスの言動をめぐって論争が持ち上がりました。無理もないことです。だれでもイエスの言われたようなことを言い、イエスのなされたようなことをするなら、論争になるのも当たり前です。 問題はそれだけで... -
ガリラヤ湖のほとりで【マルコ—マルコの見たイエス】#4
【この記事のテーマ】 ガリラヤの人イエスは高地にある小さな町ナザレで育ちましたが、ナザレよりもカファルナウムを伝道の基地とされました(マルコ2:1)。カファルナウムはガリラヤ湖の北端にある町で、漁業の中心地でした。イエスが伝道旅行を終えて帰... -
ガリラヤの対立【マルコ—マルコの見たイエス】#5
【この記事のテーマ】 闇の中の光 「後には、海沿いの道、ヨルダン川のかなた異邦人のガリラヤは、栄光を受ける。闇の中を歩む民は、大いなる光を見死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた」(イザ9:1、2)。 イエスはこの預言を実現されました。罪と病、... -
受難の予告【マルコ—マルコの見たイエス】#6
【この記事のテーマ】 死ぬために生まれる ナザレのイエスを巡ってこれまでさまざまな論争がなされてきましたが、信じる人も信じない人も意見が一致している点が一つあります。それは、イエスがローマの十字架にかかって死なれたということです。しかし、... -
弟子たちを教える【マルコ—マルコの見たイエス】#7
【この記事のテーマ】 雑多な連中以前、あるキリスト教の雑誌に、「現代のコンサルタントから見たキリストの弟子たち」といった内容の記事が載っていました。 「シモン・ペトロは感情的に不安定で、気性が荒い。アンデレは指導者としての資質を全く備えて... -
最後の旅【マルコ—マルコの見たイエス】#8
【この記事のテーマ】 エルサレムへ マルコはここまで数章にわたって、イエスの目当てのない長旅について記してきました。彼はいよいよ、ガリラヤから南に向かうイエスの旅について語ります。「一行がエルサレムへ上って行く途中、イエスは先頭に立って進... -
神殿における最後の日々【マルコ—マルコの見たイエス】#9
【この記事のテーマ】 論争 今回の研究で学ぶ出来事はすべて、イエスの地上生涯における最後の火曜日に起こったと思われます。それらは熾烈な論争になっていて、その中で宗教指導者たちはイエスを公の場でやり込め、ローマ当局に訴える口実を得ようとして... -
終わりの予告【マルコ—マルコの見たイエス】#10
【この記事のテーマ】 終末論を信じる民 セブンスデー・アドベンチストは終末論を信じる民です。私たちは、この世が着実によくなるのではなく、むしろ突然、劇的な終末を迎える、と信じています。しかし、それは核戦争や、宇宙からの隕石や、人的・自然的...
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