ヨハネの手紙2– tax –
キリストの弟子ヨハネの愛の手紙
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権力闘争【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#13
【この記事のテーマ】 権力闘争はさまざまなかたちをとって現れます。国家や会社の支配権、あるいは宗教的な地位や権威をめぐる闘争は醜いもので、ときには暴力的でさえあります。実際のところ、天における大争闘は権力闘争をもって始まりました。つまり、... -
選ばれた婦人へのヨハネの手紙【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#12
【この記事のテーマ】 ヨハネの手紙IIは多くの点でヨハネの手紙Iに似ています。手紙Iより短いにせよ、同じ語彙が用いられ、同じ主題が現れ、信者に対する同じ関心で満ちています。どちらも個人的な関心が示されています。 しかしながら、手紙Iとは対照... -
『ヨハネの手紙I』の重要なテーマ【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#11
【この記事のテーマ】 2001年9月11日にニューヨークとワシントンD.C.を襲ったテロ攻撃のあらゆる悲劇の中にも、一つの積極的な新事実を見ることができます。多くの人々にとって、それは道徳的相対主義の終焉を告げるものでした。真っ昼間にテレビの画面... -
確信【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#10
【この記事のテーマ】 [アメリカの政治家・科学者]ベン・フランクリンはかつて、この世に確かなものは二つしかない、それは死と税金だ、と言いました。確かなものはもう一つあります。人生が不安で満ちているということです。 自分がいつ失業するかを知... -
神の御子を信じる【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#9
【この記事のテーマ】 イエスについての見方は、昔も今もさまざまです。ある人たちは聖書のイエスといわゆる歴史上のイエスを区別し、両者の間にあまり共通点がなかったと主張します。歴史上のイエスは神的なものに対する鋭い感覚を持った普通の人間であっ... -
兄弟・姉妹を愛する【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#8
【この記事のテーマ】 自分の夫に強い憎しみを抱く女性が牧師のもとを訪ねてきました。彼女は離婚を望んでいるだけでなく、可能なかぎり夫を苦しめてやりたいと思っていました。牧師は彼女に、家に帰って、あたかも心から夫を愛しているかのように振る舞う... -
神の子らとして生きる【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#7
【この記事のテーマ】 信者になったばかりの人が牧師のところに来て、こう言いました。 「どれほど一生懸命に祈っても、どれほどがんばってみても主に忠実に従うことができそうにありません。私はとても救われそうにありません」 牧師はこのように言いまし... -
光の中を歩む─反キリストを拒絶する【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#6
【この記事のテーマ】 教会は設立当初から偽りの教えや異端と闘わねばなりませんでした。パウロはエフェソ教会の指導者たちに対して、「群れ」を攻撃する「残忍な狼ども」に、また教会員を引き抜こうとする偽教師たちに警戒するように警告しています(使徒... -
光の中を歩む─世のものを捨てる【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#5
【この記事のテーマ】 フランスの作家アンドレ・マルローは1933年に『人間の運命』[邦訳『人間の条件』]を著し、その中で1920年代に中国・上海で反乱を起こした不運なマルクス主義者の姿を描いています。マルクス主義者でテロリストのチェンが通りを歩い... -
光の中を歩む──神の戒めを守る【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#4
【この記事のテーマ】 ある牧師が一組の夫婦にカウンセリングをしていました。問題は夫の不倫でした。それも、一人の女性でなく、多くの女性が相手でした。彼は、確かにほかの女性と関係を持ったが、妻を愛していないわけではないと言って、弁解しました。...
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