6章– tax –
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マルコ【イエス・キリストの福音】#2
【第3章 闘争の人(マルコによる福音書2章23節~3章35節)】 文字化されて描かれているイエス像のほとんどのものに、わたしは問題を感じています。主イエスは柔らかな人に過ぎ、しかも軟弱にさえ描かれているように思えます。これらの傾向ははるかに遡っ... -
愛された福音書【ヨハネによる福音書の解説】#3
【日常生活における聖性(ヨハネによる福音書6章1節〜71節)】 主イエスとその弟子たちは何週間も続いたご奉仕の中で、疲れ切っておりました。人々は助けを必要としておりました。肉体の癒しを必要としておりました。そしてある場合には、ただ話し相手にな... -
魂の渇き【コヘレトの言葉解説 〜すべてはむなしい〜】#7
【欠けているもの】 たとえ、私たちがすべてを所有し、しかもそれらすべてを神からの賜物として受けているとしても、それでもなお私たちには本質的な何かが欠落しております。「コヘレトの言葉」は、これを、「人の上にある大きな悪」(6の1の直訳)①と呼... -
【ローマの信徒への手紙5章、6章解説】信仰と罪
【信仰を解き明かす】 「だからどうだというのでしょうか」。この問いかけは、いつでも神学における重要な問いかけです。神学的専門用語が語られたところで、実際生活の中にいったいどんな違いが生じるというのでしょうか。ローマの信徒への手紙5章におい... -
クリスチャンの戦い(エフェソの信徒への手紙6の10~12)
【戦いは現実のもの】 「最後に言う。……」。彼の書簡を書き終わるに当って、パウロは、信者たちの未来に待ち受けていることに備えさせています。「最後に」という言葉は、「今から後は」という意味です。「これから先は」という言葉は、パウロがこれまで述... -
クリスチャンの武具(エフェソの信徒への手紙6の13~18)
【真理の帯(エフェソ6の13、14)】 クリスチャンの生き方において、戦いへの招きは平和への招きと同様に現実のものです。キリストは一方では、疲れた者や重荷を負う者、病人や罪人に、キリストから休息と安らぎを受けるようにと招いておられますが(マタ... -
【雅歌】砕かれた夢への望み【3章,5章,6章解説】#10
【親交の障害を克服する 】 ソロモンの雅歌には,結婚生活の喜びと悲しみが啓示されています。ソロモンとシュラムの女とのしあわせな結婚式の前と後に,これとは非常に対照的とも言える,争い,緊張,別離の要素をともなった挿入的な物語が述べられていま... -
【雅歌】自分の井戸から飲め【6章,7章解説】#11
【結婚生活の喜び 】 1891年に,ハドソン・テイラーは雅歌に関する説教集を出版しました。その再版の序文において, J・A・モウシャーは次のように記しています。「とりわけ19世紀の聖書研究者は,すすんで雅歌について瞑想し,説教したものだが,現代の牧... -
【サムエル記上】聖なるものを敬う【4章〜7章解説】#2
【神の臨在を恐れる 】 家庭,学校,病院,教会において,神への愛と畏敬を示すとき,私たちは祝福されます。イスラエルとその敵は,神の臨在についての目に見える象徴を誤用したために,祝福を失いました。 神の箱の重要性 イスラエルの民は,「サムエ... -
【サムエル記下解説】神は義人を栄えさせられる【2章、6章、8~10章解説】#9
【神の目的は成就する】 サタンも悪人も,神に信頼する者たちに対する神の計画の成就を妨害することはできません。 過渡期 サウルの死によって,ダビデが故郷に帰る道が開けました。自分が神によってイスラエルの新しい王に選ばれたことを知っていましたが...