ヘブライ人への手紙– tax –
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天の聖所におけるキリスト【終末時代への備え】#5
【今回の記事のテーマ】 天の聖所におけるイエスについて、ヘブライ人への手紙には次のように記されています。「イエスは、わたしたちのために先駆者としてそこへ入って行き、永遠にメルキゼデクと同じような大祭司となられたのです」(ヘブ6:20)。聖書... -
【ヘブライ人への手紙】終わりの時代に生きる【解説】#1
【この記事のテーマ】 あなたはイエスの、または使徒の説教をじかに聞くことを想像したことがありますか。私たちはその説教の抜粋やまとめたものを持っていますが、それらはごく限られたものにすぎません。しかしながら神は聖書の中に、少なくとも一つだけ... -
【ヘブライ人への手紙】イエスの働き【解説】#2
【この記事のテーマ】 ヘブライ人への手紙から数十年が過ぎた紀元100年頃に書かれたユダヤの文書に、次のような祈りが含まれていました。「主よ、これがすべてあなたのみ前に私が語った言葉です。あなたは私たちのためにこの世界を創造したと仰せになりま... -
【ヘブライ人への手紙】約束の子イエス【1章解説】#3
【この記事のテーマ】 アダムとエバが罪を犯した直後に、神は彼らにひとりの「子孫」を約束されました。それは、彼らを敵から救い、失われた嗣業を回復し、創造された目的を成就する子です(創3:15)。この子が彼らの身代わりとなることによって彼らの代... -
【ヘブライ人への手紙】私たちの忠実な兄弟イエス【解説】#4
【この記事のテーマ】 ヘブライ1章は、神の御子としてのイエスは、天使たちを治める者であり、同時に「神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れ」(ヘブ1:3)であると述べます。ヘブライ2章では、イエスは人の子として生まれ、わずかの間、天使たちよ... -
【ヘブライ人への手紙】安息の与え主イエス【解説】#5
【この記事のテーマ】 ヘブライ1章と2章はイエスの天の王、神の民の解放者としての即位式に焦点を当てていましたが、3章と4章はイエスを、私たちに安息を与えるお方として描いています。この焦点の変化は、神が約束の王を与え、神の民に敵からの「安らぎ」... -
【ヘブライ人への手紙】忠実な祭司イエス【解説】#6
【この記事のテーマ】 神と私たちとの間に存在する深い淵は、罪によるものです。この問題の複雑さは、更に罪が人間の性質を堕落させたことにあります。神は聖であり、罪は神の御前に存在することはできません。堕落した人間の性質は、人を神から引き離しま... -
【ヘブライ人への手紙】魂の錨イエス【解説】#7
【この記事のテーマ】 ヘブライ5:11〜6:20では、イエスが私たちのために祭司となられたことの神学的な解説が中断されています。パウロはキリストから離れることの危険性について、厳しい警告をそこに挿入しています。 人々は明らかに、自己憐憫と不信仰... -
【ヘブライ人への手紙】新しい契約の仲介者イエス【解説】#8
【この記事のテーマ】 完全な人生を生き、そして私たちのために死ぬことによって、イエスは私たちと神との間の、新しい、更にまさった契約の仲介者となられました。その死を通してイエスは、私たちのとがが求める死という刑罰を無効にし、新しい契約を可能... -
【ヘブライ人への手紙】完全な犠牲イエス【解説】#9
【この記事のテーマ】 罪を犯して十字架で処刑された人間が、神として礼拝を受けるべきだという考えは、古代の人々にとって不快なものでした。ローマ時代の文献には、十字架に関する記録がほとんどないことからも、当時の人々がこの考えを嫌っていたことが...