聞いてまなぶ
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全てを知る誘惑
旧約聖書に記されているアダムとエバの物語りは有名なお話です。二人は神様が唯一禁じた木の実を食べてしまいます。「善悪を知る木」と言われる木の実です。 人には物事を知りたいという願望があります。そのため毎日ニュースを見聞きし、本を読みます。 しかし、人が全てを知ったと思う時、何が起こるのでしょうか... -
途上に生きる
「わたしがすでにそれを得たとか、すでに完全な者になっているとか言うのではなく、ただ捕らえようとして追い求めているのである。そうするのは、キリスト・イエスによって捕らえられているからである」(新約聖書・ピリピ人への手紙3章12節)藤田牧師がこの聖句の説明をされます。 -
良心の声と面目
先週に続いて、領主ヘロデ・アンティパスと洗礼者ヨハネのお話です。ある時、宴会の席で妻へロディアは娘を利用してヨハネの首を要求します。そしてヘロデはヨハネの首を刎ねてしまいます。この時の娘がサロメです。 -
人生の三つの坂
昔、結婚式では「人生の三つの坂」という訓話がおじさんや上司によって新婚夫婦になされました。上り坂、下り坂、まさかの三つの坂です。今も昔も私たちの人生には思いがけない事が起こりえます。その時、あなたはどうされますか? 聖書の詩篇23篇はそこを教えています。 -
やもり
夏の夜、窓にピタッと張り付いている小さな生き物。明かりによってくる虫を素早く捕食し、糧としていますが、外敵には何の攻撃手段も持たない弱い生き物です。そんなヤモリですが、彼らは王宮にも住んでいると聖書は語ります。 -
聖書人物伝 イサク
イサクは信仰の父と言われるアブラハムの息子です。かなりの高齢になってから与えられた長子で、だいじにだいじに育てられました。ある時そのイサクを、生贄として捧げるように、との神の声が聞こえてきました。 -
父からの手紙
2003年、国連職員のジャン・セリム氏は、バグダッドに入った翌日に爆弾テロの犠牲となりました。33才でした。彼は生前、まだ生まれていない我が子のために手紙を送りました。 -
楽しいとき
こんな詩がありました。 「本当に楽しい時はいつか? それは心が一つになった時だ」夢中になる、無我夢中、物事に没頭す時...、大人になるにつれて利益や評価などが気になり始め、心が散乱します。 私たちは子供の頃のように、純粋に物事を楽しむという事を取り戻せるのでしょうか? 聖書は「できる」と約束しています。 -
軸の定まった独楽
あなたの人生は思うように進んでいますか? 藤田牧師が独楽の例を挙げていますが、軸が定まっておりますと、ブレることなく、楽に長く、そして強く生かされます。人生の軸とは何でしょうか? キリストの教えからそれを考えてみましょう。 -
ヨハネとヘロデ
イエス・キリストの時代、洗礼者ヨハネという人がいました。当時その地方の領主だったヘロデ・アンティパスは、不都合ながらもヨハネの話を興味深く聞いていました。しかし妻へロディアはヨハネを殺そうと思っていました。