15章– tax –
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クリスチャンの生き方【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#13
【この記事のテーマ】 私たちは今、ローマ書の研究の最後の部分にいます。これは宗教改革を生み出した書であり、ほかのどの書巻よりも、なぜ私たちがプロテスタントであるのか、またなぜそうあり続けなければならないのかを確かに示しています。私たちはプ... -
将来の計画【民数記―放浪する民】#6
【この記事のテーマ】 民数記15章に入ると、混乱と反逆、恥辱と敗北(アマレク人とカナン人による)の光景は消えます。民は代償を払って、不従順がもたらす苦しみについて学んだのでした。民はもとの荒れ野に戻って行きます。このとき、15章の冒頭で、主は... -
【エゼキエル書】個人の責任【解説】#7
【罪なき者はつねに罪ある者と共に苦しむのか】 神に対する広い反逆のゆえに人々の集団(ユダの国民のように)の上にさばきがくだるときにも、その集団の中に救われる人がいるのでしょうか。個人の責任と集団の責任とのあいだには、どんな関係があるのでし... -
人間アブラム【創世記―起源と帰属】#7
【この記事のテーマ】 前回は、おもにバベルの塔について学びました。堕落した人間は過去の経験から学ぶことがないように思われます。 今回は、希望に満ちたテーマ、セムの子孫について学びます。パウロが「わたしたちすべての父」(ロマ4:16)と呼んでい... -
ユダヤ人と異邦人の主【マタイによる福音書—約束されたメシア】#7
【この記事のテーマ】 イエスはマタイ15:24において、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊のところにしか遣わされていない」と明言しておられます。間違いなく、キリストの地上での働きは、おもにイスラエルの民に向けられていました。 しかし聖書全... -
裁判と十字架【マルコ—マルコの見たイエス】#12
【この記事のテーマ】 すべての道はカルバリーに通ず ここまで、ナザレのイエスのガリラヤからエルサレムまでの足跡をたどってきました。それは拒絶と恥辱、苦難と死の象徴であるカルバリーに至る道ですが、私たちにとっては勝利と希望、永遠の命を象徴す... -
埋葬と復活【マルコ—マルコの見たイエス】#13
【この記事のテーマ】 特異な墓 この世で最も有名な建造物の一つは墓です。エジプトの大ピラミッドは10万人の人が20年かけて造ったといわれています。平均2.5トンもある巨大な石230万個をどのように積み上げたか、今日でもわかっていません。しかし、はっ... -
最後の七つの災い【ヨハネの黙示録-イエスキリストの働きを知る】#11
【この記事のテーマ】 黙示録11:18は、ハルマゲドンの最後の戦い直前の地上の状況を、「諸国民は怒り狂いました」(口語訳)と要約しています。地上のこの状況は、終わりの時に関するイエスの描写と合致しており(ルカ21:25)、このあとに神の怒りが続き... -
罪のない者の血【ヨブ記】#8
【この記事のテーマ】 アルジェリア生まれの作家アルベール・カミュは、人間の苦しみという問題と格闘しました。『ペスト』という本の中で、彼は人類に痛みと苦しみをもたらす病気の象徴としてペストを用いています。彼は、ペストにかかった幼い少年が過酷... -
イエスの使命【ルカによる福音書解説】#8
【この記事のテーマ】 もし私たちがイエスのためのミッション・ステートメント(宣教声明)を作成しなければならないとしたら、彼自身の次の言葉を繰り返すことが最善でしょう。「失われたものを捜して救う(こと)」(ルカ19:10)。 何が失われているの...