2章– tax –
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【ヘブライ人への手紙】高く、優れたお方、イエス【聖所のテーマ】#4
【この記事のテーマ】 【中心思想】 キリストの優越性は、キリストのお働き全体の基礎であり、私たちが受ける祝福に道を開くものです。 優越感の強い人優越感の強い人を好む人はあまりいません。つき合いにくいからです。だれでも人を見下すような人と一緒... -
【列王記・歴代誌】ソロモンの知恵ー反逆と改革【2章、3章解説】#2
【この記事のテーマ】 【王としてのソロモン】 前回の研究はソロモンの即位をもって終わりましたが、今回の研究は、王位を確かなものとするソロモンをもって始まります。それは必ずしも美しい光景とは限りません。王を持つことを選んだイスラエルは、その後、... -
【列王記・歴代誌】一方、北王国では……ー反逆と改革ー【解説】#10
【この記事のテーマ】 【オムリ王朝の最期】 イスラエル王国に関する前回の研究では、ラモト・ギレアドの戦い(前853)においてアハブが死に、ヨシャファトが(神の恵みによって)かろうじて生き延びたところまで学びました(歴代下18章)。今回は、後戻りして... -
【申命記】モーセによる歴史の教訓【解説】#2
【この記事のテーマ】 「モーセは……これらの言葉を告げた」(申1:1)で始まる申命記は、その初めからモアブの地での彼の死に至るまで(申34:5)、モーセの存在が顕著ではありますが、(聖書全体がそうであるように)紛れもなく主イエス・キリストを証し... -
【ローマの信徒への手紙】すべての人が罪を犯した【解説】#3
【この記事のテーマ】 自分が罪人であることを認めない限り、人は義認(罪人が神によって義と宣告されること)の必要を感じることはありません。したがってパウロにとって、義認への第1歩は、人が自分自身を無力で、希望のない罪人と認めることでした。こ... -
人間の状態【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#3
【この記事のテーマ】 ローマ書の早い段階で、パウロは重要な真理、福音の中心である真理——人間の惨めな状態——を明らかにしようとします。この真理が存在するのは、人間が罪に堕ちて以降、私たちがみな罪に汚れているからです。目の色が遺伝子と深く結びつ... -
新しい秩序【民数記―放浪する民】#1
【この記事のテーマ】 あるクリスチャンが生物学者と会話を始めました。彼は伝道のきっかけを求めて、次のように質問しました 「いろいろな生物を研究していると、創造主の御手を感じることでしょうね」生物学者は迷うことなく言いました。 「外側であれ、... -
光の中を歩む──神の戒めを守る【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#4
【この記事のテーマ】 ある牧師が一組の夫婦にカウンセリングをしていました。問題は夫の不倫でした。それも、一人の女性でなく、多くの女性が相手でした。彼は、確かにほかの女性と関係を持ったが、妻を愛していないわけではないと言って、弁解しました。... -
光の中を歩む─世のものを捨てる【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#5
【この記事のテーマ】 フランスの作家アンドレ・マルローは1933年に『人間の運命』[邦訳『人間の条件』]を著し、その中で1920年代に中国・上海で反乱を起こした不運なマルクス主義者の姿を描いています。マルクス主義者でテロリストのチェンが通りを歩い... -
光の中を歩む─反キリストを拒絶する【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#6
【この記事のテーマ】 教会は設立当初から偽りの教えや異端と闘わねばなりませんでした。パウロはエフェソ教会の指導者たちに対して、「群れ」を攻撃する「残忍な狼ども」に、また教会員を引き抜こうとする偽教師たちに警戒するように警告しています(使徒...