8章– tax –
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「わが民を去らせよ」【出エジプト記、民数記―約束の地をめざして】#3
【中心思想】 人間がいかに妨害しても、ご自分の民を救う神の約束は成就します。神に反抗する者たちは滅びますが、神を受け入れて神に従って生きる者たちは救われます。この世のどんな力もそれを阻止することはできません。 【序言】 聖書に記録されている... -
宿営における裏切り【ヨシュア記―神の安息に入る】#7
【中心思想】 イスラエルの裏切りによって、エリコの勝利はアイの敗北に変わりました。罪を取り除くと、輝かしい勝利と契約の更新がもたらされました。 【アウトライン】 裏切りによる敗北(ヨシ7:1~9) 欲張り者を探す(ヨシ7:10~21、歴代上2:7) 悩みの... -
イエスと聖所【ヘブライ人への手紙—聖所のテーマ】#8
【この記事のテーマ】 【中心思想】 『ヘブライ人への手紙』の中で、著者は、天の聖所におられるイエスを指し示します。 「聖所問題が、1844年の失望の秘密を解くかぎであった。それは、互いに関連し調和する真理の全体系を明らかにし、神のみ手が大再臨運... -
イエスと契約【ヘブライ人への手紙—聖所のテーマ】#7
【この記事のテーマ】 【中心思想】 『ヘブライ人への手紙』の重要な主題のひとつは、イエス・キリストによって開始された新しい契約です。 現代社会にあっては、さまざまな関係が契約によって規定されます。それによって、物であれサービスであれ、私たち... -
新約聖書に見る申命記【申命記に見る現代の真理】#12
【この記事のテーマ】 新約聖書は旧約聖書で溢れています。それは聖霊を受けて書いた新約聖書の記者たちが、その権威の源として旧約聖書を引用したからです。イエスご自身も「……と書いてある」(マタ4:4)と言われ、それは「旧約聖書に書いてある」という... -
覚えよ、忘れてはならない【申命記に見る現代の真理】#10
【この記事のテーマ】 聖書全体を通して見られる、「覚える」と「忘れる」という二つの言葉は、両方とも人間の特徴であり、人の心の中で起きることです。どちらも動詞で、反対の意味があります。覚えることは忘れないことであり、忘れることは覚えないこと... -
永遠の契約【申命記に見る現代の真理】#3
【この記事のテーマ】 黙示録には、「わたしはまた、別の天使が空高く飛ぶのを見た。この天使は、地上に住む人々、あらゆる国民、種族、言葉の違う民、民族に告げ知らせるために、永遠の福音を携えて来て」(14:6)とあります。ここに出てくる「永遠の福... -
キリストにある自由【ローマの信徒への手紙における贖い】#9
【この記事のテーマ】 ローマ8章は7章に対するパウロの答えです。パウロはローマ7章で、有罪宣告について語っています。ローマ8章では、有罪宣告がイエス・キリストが与える自由と勝利に変わっています。 パウロがローマ7章で述べていたのは、もしイエス・... -
罪に定められることはない【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#9
【この記事のテーマ】 ローマ8章は、7章に対するパウロの答えです。ローマ7章においてパウロは、苛立ち、失敗、罪に定められること(有罪宣告)について述べています。8章では、罪に定められることは姿を消し、イエス・キリストによる自由と勝利に置き換わ... -
礼拝と献身【民数記―放浪する民】#3
【この記事のテーマ】 疑いもなく、イスラエルの子らは時間と文化の大きな隔たりによって現代の世界から隔絶されていました。私たちの世界が彼らにとってそうであるように、彼らの世界は多くの点で私たちには理解できないものです。 しかしながら、私たち...