8章– tax –
-
神の実物教訓【エレミヤ書、哀歌―神の計画と私たちの役割】#6
【中心思想】 権威、律法、服従といった言葉がしばしば否定的に受けとられるのはなぜでしょうか。人間の意志を神の権威に従わせることがむずかしいのはなぜでしょうか。 【アウトライン】 1.戦場にはせ入る馬(エレ8:4~12) 2.レカブ人の忠誠(エレ35:1~19)... -
報復的な罰【ヨブ記】#7
【この記事のテーマ】 人間の苦しみという問題は、確かに人類を脅かし続けています。私たちは、「良い」人たちが大きな悲劇で苦しむ一方、悪人たちがこの世において罰を免れているのを目にします。数年前、『なぜ良い人に悪いことが起きるのか』(英文)と... -
危機は続く【エレミヤ書】#7
【この記事のテーマ】 神の僕の苦労と試練は続きます。実際のところ、エレミヤ書の大半が扱っているのは、愛と憂慮のゆえに主が民に伝えようとなさっていた言葉を彼らに聞いてもらおうとして、この預言者が直面した難題と葛藤です。 もし民がエレミヤの言... -
イエスの働きの中における女性たち【ルカによる福音書解説】#6
【この記事のテーマ】 ルカによる福音書は、「女性たちの福音書」と呼ばれることがあります。なぜなら、イエスが女性たちの必要を気遣い、また女性たちが主の働きに関わったことについて、ほかのどの福音書よりも特に触れているからです。 イエスが地上に... -
偉大な教師、イエス【ルカによる福音書解説】#9
【この記事のテーマ】 「キリストがこの世においでになったときは、人間性がまさにそのどん底に達しようとする一歩手前であった。社会の基礎は侵されていた。生活は虚偽と虚飾に満ちていた。……人々は伝説と虚偽に愛想をつかし、思考を紛らすために不信仰と... -
神聖な知恵【箴言―正しい選択を導く知恵の言葉】#4
【この記事のテーマ】 「箴言」の8章、9章において、知恵が再び登場しますが(箴1:20、21参照)、今回の聖句から明らかなように、知恵は真理(神の内に存在する「真理」、あらゆる真理の源、基礎)のことです。 真理の「絶対的な」性質をこのように強調す... -
女と酒【箴言―正しい選択を導く知恵の言葉】#13
【この記事のテーマ】 「箴言」は、父親に関する教えで始まり(箴1:1、8、4:1)、母親に関する教えで終わっています(同31:1)。「レムエル」という名前は、ソロモンを指しているのかも知れません。もしそうであれば、レムエルの母親はソロモンの母親で... -
聖書のテーマ、天地創造【創世記―起源】#4
【この記事のテーマ】 創世記1:1~2:3は聖書に見られる多くの天地創造に関する聖句の基礎となるものです。創世記1章と2章にはっきりと言及している聖句もあれば、間接的に言及している聖句もあります。たとえばコリントIIの4:6のように、直接聖句を引用... -
管理者の務めと環境【創世記―起源】#10
【この記事のテーマ】 私たちの住んでいる世界は創造主なる神、「天と地、海と水の源を創造した方」からの愛の贈り物です(黙14:7)。神は人間をこの被造物の中に、しかも意図的に神御自身、ほかの人々、そして周囲の世界との関係の中に置かれました。し... -
最初の教会指導者たち【使徒言行録―福音の勝利】#4
【この記事のテーマ】 五旬祭で改宗した者の多くは、ギリシア語を話すユダヤ人、つまりギリシア・ローマ世界で生まれたユダヤ人で、今はエルサレムに住んでいた者たちでした(使徒2:5、9〜11)。彼らはユダヤ人であるにもかかわらず、ユダヤのユダヤ人—使...