9章– tax –
-
弟子としての召し【ルカによる福音書解説】#4
【この記事のテーマ】 「弟子」は、信奉者、学徒を意味します。聖書の中に「弟子」という言葉は250回以上登場しますが、(すべてではないものの)そのほとんどが四福音書と使徒言行録においてです。 弟子であることは、霊に力を与え、心に挑戦を突きつけ、... -
神聖な知恵【箴言―正しい選択を導く知恵の言葉】#4
【この記事のテーマ】 「箴言」の8章、9章において、知恵が再び登場しますが(箴1:20、21参照)、今回の聖句から明らかなように、知恵は真理(神の内に存在する「真理」、あらゆる真理の源、基礎)のことです。 真理の「絶対的な」性質をこのように強調す... -
パウロの回心【使徒言行録―福音の勝利】#5
【この記事のテーマ】 (のちにパウロとなった)タルソスのサウロの回心は、使徒教会の歴史上、特筆すべき出来事の一つでした。しかしパウロの重要性は、彼の回心をはるかに超えています。なぜなら、かつての教会の敵で真のクリスチャンになったのは、彼だ... -
ペトロの伝道【使徒言行録―福音の勝利】#6
【この記事のテーマ】 パウロがタルソスに向けて出発すると、キリスト教会の初期に関するルカの物語の中で、ペトロが再び主役になります。そこに描かれているペトロは、ユダヤと周辺地域をくまなく巡る巡回伝道のようなことをしています。使徒言行録はここ... -
【ヨハネによる福音書】良い羊飼い【7ー10章解説】#8
【この記事のテーマ】 私たちの命はイエスの死から湧き出ます。イエスは父なる神の指示にしたがって、エルサレムの神殿での仮庵祭に遅れて参加されます。彼は偉大な『わたしはある』と言われるお方の生ける臨在として来られます。彼は祭りに祝われている水... -
【エズラ記とネヘミヤ記】歴史を理解する─ゼルバベルとエズラ【解説】#1
【この記事のテーマ】 神はエレミヤが書いた物の中で、御自分の民がバビロンで70年間捕囚となったのち、故郷に帰還する、と約束しておられました。キュロス王は、この帰還を認めるための神の器でした。神によって油を注がれたキュロス(イザ45:1)は、紀... -
【エズラ記とネヘミヤ記】神の召し【解説】#3
【この記事のテーマ】 神はそれぞれの人を特定の働きに召されるのでしょうか。特定の仕事をさせるのに、ある人をほかの人よりもふさわしいとするような基準があるのでしょうか。そのような基準は、神の目と人の目とでは異なって見えるのでしょうか。たぶん... -
【エズラ記とネヘミヤ記】私たちの赦しの神【解説】#7
【この記事のテーマ】 仮庵の祭り(スコット)が終わったあと、指導者たちは再び民を集めました。彼らは祝いのために時間を過ごしたばかりでしたが、今度は、神の前で自分たちの罪を告白し、悔い改めるという、やり残したことのために戻って来たのです。 ... -
【エズラ記とネヘミヤ記】悪しき決定に対処する【解説】#12
【この記事のテーマ】 エズラとネヘミヤは、イスラエル人でない民族との結婚が普通になっていた共同体の中で指導者になりました。いずれの指導者もこのことを強く懸念しました。この民を神との密接な関係へと導き入れたかったからです。彼らは、神を信じな... -
【イザヤ書】いと高き平和の君【9ー12章解説】#5
【この記事のテーマ】 「最初の原子爆弾の製造を指揮したロバート・オッペンハイマー博士が連邦議会委員会の前に姿を見せました。委員会が博士に、原子爆弾に対する防御策はあるかと尋ねた時、偉大な物理学者はこう答えました。 『もちろんです。それは……...